知られざる文学運動に光をあてる東京の国立ハンセン病資料館で、 「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」が開催される。同展は、ハンセン病療養所の入所者による文学活動、とりわけ詩にフォーカスしたもので、資料館にとって初の文学展となる。会期は2023年2月4日から5月7日。 1953年、らい予防法闘争のさなか刊行された大江満雄編『いのちの芽』(三一書房)は、全国8つのハンセン病療養所から73人が参加した、初めての合同詩集だ。今年は詩集刊行から70年目にあたる節目の年であり、隔離政策の不条理に直面しながらも外部社会に向けて希望・連帯・再生を希求する新たな文学の姿を、「ハンセン病文学の新生面」としてとらえ直すことを展覧会では目指すという。
「詩を声に出して読んで、サザンオールスターズのコンサートのようにポップに楽しめるものにしたい」と語る道山れいんさん=福岡県大牟田市久保田町のタラムブックス&カフェで2021年12月17日、降旗英峰撮影 福岡県大牟田市出身で東京在住の詩人、道山れいんさん(53)=本名・道山智之=が自作文章を自ら朗読して人の心をつかむ「コトバスラムジャパン2022」で全国優勝し、5月にパリである世界大会「ポエトリースラム・ワールドカップ」に出場することが決まった。 コトバスラムは言葉の力を模索し、秘めた思いを昇華させる取り組みで、詩人らが企画した。22年5月からあった全国16地区の予選には158人が参加し、勝ち抜いた16人による全国大会は同12月17日に東京で開かれた。 道山さんは東東京予選を勝ち抜き全国大会へ。全国大会は1回戦と決勝は4人、準決勝は2人で各3分のパフォーマンスを競った。道山さんの1回戦は、戦
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