ここ数年、AI(人工知能)による絵や写真の創作が盛んになってきています。 たとえば、今年9月には、AIの描いた絵が美術品評会で1位を獲得してしまい、アーティストたちが激怒するというニュースが報じられ、話題となりました(Vice, 2022)。 一方で、こうした視覚芸術に比べると、AIの作る詩や小説はまだまだ発展途上です。 そんな中、京都大学の新たな研究で、言語芸術においてはAIと人間がコラボすることで、より創造的なアートを生み出せる可能性が示唆されました。 「俳句」をテーマにした研究では、プロの俳人が作った俳句よりも、AIと人間が何らかの形で共同した創作俳句の方が、より美しいと評価されることが判明したのです。 AIを敵視する考えはもう古いかもしれません。 研究の詳細は、2022年10月4日付で学術誌『Computers in Human Behavior』に掲載されています。
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