■ ヴィットーレ・カルパッチョ 《二人の貴婦人》 ※こちらは東京展のみ特別出展となっています。お見逃しなく! 20世紀の中頃、ローマの古物商で発見された作品《潟(ラグーナ)での狩猟》(現在はアメリカのポール・ゲッティ美術館蔵)が、実はこの絵の上部であったことが判明。おそらくは夫婦の部屋に置かれていた家具の両開きの扉の片方だろうと考えられている。いつ頃・何のために二つに切断され、異なるコレクションの道をたどることになったのかは不明である。 参考: 弐代目・青い日記帳 - ヴィットーレ・カルパッチョ「二人の貴婦人」 《二人の貴婦人》 と《潟(ラグーナ)での狩猟》との合成図アリ -------- キ --- リ --- ト --- リ -------- 自身の悲しみは、ヴェネツィアの悲しみに呼応して、やがて虐げられた人々に対する共感へとつながっていく。そのひとつがユダヤ人街ゲットーであり、ま