な、なんだ、これは!! 長いレールのようなものが、まるで意思を持ったかのようにハデにうねり、バチバチバチッ!! と轟音を上げながら、凄い勢いで弾け飛び散っていく。 その様子は、まるで点火した爆弾の導火線、または暴れ狂う蛇のようである。いったんスタートしたら、もう手のつけようがない。あまりのド迫力に、子どもは泣き叫び、大人は唖然とするしかないのだ。 これは、海外で数年前から流行りだした、ドミノ倒しの進化版、「アイスの棒爆弾」である。無数のアイスの棒のようなものをコツコツと組んでいくのだが、ちょっと手を滑らせれば従来のドミノ同様、大変な惨事となるから気が抜けない。 動画『new record 1000 sticks HD』では、母親と思われる女性と幼児が、1000本の棒爆弾に挑戦。あまりの凄さに、子どもはかなり興奮気味だ。棒爆弾が通ったあとは、飛び散った無数の棒が散乱し大惨事である。 棒の組み