外国人は一軒家に住まない 私は、2階建ての1軒家の2階部分だけを間借りしている。 かつてバングラデシュで外国人が借りる家といえば、一軒家で門番、庭師、家政婦、運転手と何人も使用人を抱えるのが常だったが、最近では住宅事情が変わり、マンションを借りるのが普通となった。 なぜマンションを選ぶかと言えば、一軒家は維持が大変だからだ。バングラデシュでは、電気、ガス、水道など生活に関わるライフラインの供給が止まったり、よく壊れたりする。そのたびに関連する公社に苦情を言ったり、壊れた機材を修理するために修理屋を呼んだりしなければならない。 マンションの場合はその業務を管理人がすべてやってくれる。私の場合は、日常の維持のために家政婦のほかに運転手と会社の従業員をしばしばガスや電気の支払いにお使いにいかせている。それなりの大所帯だ。 修理屋も、いい人をストックできてないと、修理代をぼったくられる。あまつさえ