【Cincinnati/etc】人間の頭部を切り落とすこと ― 斬首は人類が編み出した最古の極刑であると言われる。それは例えば現在の西欧社会において、死罪を意味する”capital crime”、”極刑(死刑)”を意味する"capital punishment"、また”斬首”を意味する"decapition"が、それぞれ共にラテン語で”頭”を意味する"Caput"をその語源としている事からも明らかである。そして斬首が行われるようになって以来、常に人々の関心を集めてきた、ひとつの大きな問題がある。それは即ち、斬首され、胴体から切り離された人間の頭はいったいどれほどの時間 、意識を有するのか、という問題である(写真は聖ヨハネの斬首をモチーフにしたアート作品。実際の生首ではない)。 この問題を巡り、これまでにも様々な議論が行われたが、おそらく最も”良心的”かつ有力な結論は、「人間の頭部は胴体から
『羣青』(ぐんじょう)というマンガがある。殺人を犯したレズビアンの女性の逃避行を描いた作品で、完結から4年が経つ今もまだ根強いファンから支持されている。 この作品は、講談社『モーニング2』誌上で連載されていたが、一旦は打ち切り。その後、小学館『月刊IKKI』に連載の場を移し、完結した。打ち切りの理由は、約4年に渡る担当編集者とのトラブル。作者の中村珍さんは、当時、状況の改善か連載中断かを編集部に直談判するも、現状維持の判断だったため、このトラブルの経緯を公表、話題になった。 本人の言葉を借りれば“雑誌という大きな歯車の1つ”である作者と編集者、そして作品。単行本化されないと赤字になる原稿料など、そのトラブルはマンガの雑誌連載というビジネスモデルの問題点を浮き彫りにした。中村さんはこれ以降も数作品を発表したが、やがて打ち切りと契約期間満了ですべての連載が終了してしまう。 しかし2014年の末
1. ノーと言われてからがクリエイティヴ 菅付:『メトロミニッツ』という雑誌のクリエイティヴ・ディレクターをやっていたときに、羽田空港の新国際ターミナルができるので何かPRをやってほしいという話が来たんです。僕は「滅多にない出来事なので、新国際ターミナルでJALとANAのキャビン・アテンダントを一緒に撮影したい」と提案したんです。そうしたら、空港の広報担当者に「バカなことを言わないでくださいよ。絶対ありえない」と言われてしまったんです。 ご存知のようにJALとANAはバリバリのライバル同士。もちろん、合同撮影なんて今までにやったことがなかった。僕はそこで「それならトライしよう」と思った。 米田:どうやって実現したんですか? 担当者からダメだって言われた状況の中で。 菅付:まず、写真家の篠山紀信さんを口説きました。「先方からダメだと言われているけど、篠山さんの名前を使ったら今までに誰もやった
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