厚生労働大臣の諮問機関、中医協=中央社会保険医療協議会は、再来年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向け、年明けから、医療と介護の連携や医療の効率化などについて、集中的に議論を始める方針を確認しました。 厚生労働省はこのうち、診療報酬の改定を議論する中医協=中央社会保険医療協議会の総会に再来年度に向け、入院、外来、在宅、それに医療と介護の連携といったサービスごとの課題や薬価制度の抜本改革をはじめとした効果的・効率的な医療への対応など、4つの主な検討項目の案を示しました。 また、議論の進め方として夏ごろまでに主な論点や経緯をまとめ、秋ごろまでに具体的な方向性を定め、年末までに改定の基本方針を定めるとしています。 中医協はこの案を了承し、再来年度の同時改定に向け、年明けから集中的に議論を始める方針を確認しました。