叶 紙器(かのう しき、1965年 -)は、日本の推理作家。2009年10月、第2回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞で長編ミステリ『伽羅の橋』が大賞を受賞した。受賞時のペンネームは糸冬了(より とおる)。 概要[編集] 1965年、大阪府大阪市にて生まれた[1]。2000年代より、大阪市にて会社員として働きながら、作家を目指し小説の執筆に取り組んだ。休日など空き時間を利用してミステリー小説を執筆し、3年がかりで「伽羅の橋」を完成させた[2]。文学賞に投稿した経験は一度もなかったが[3]、初めて「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」に同作を応募したところ、審査した島田荘司より「巨大なスケールと優れた着想を備えた10年に1度の作品」[4] との評価を得て、同賞を受賞した[2][3][4]。 作品リスト[編集] 伽羅の橋(2010年3月 光文社 / 2013年2月 光文社文庫) 回廊の鬼(20