大企業・中小企業合わせて、新人以外の層に教育を施している企業は全国で22パーセントというデータが出ています。管理職が育たない原因や改善策について、株式会社PDCAの学校 代表取締役の浅井隆志氏が解説。新人研修は行われる一方で、管理職研修が進まない日本企業の現状や、多くの管理職が抱えている課題感について指摘します。 「名ばかり管理職」からどう脱却するか 浅井隆志氏:株式会社PDCAの学校代表取締役、浅井隆志でございます。簡単に私の経歴をお話しさせていただきますと、1976年4月生まれで、今年で46歳になります。 社会に出たのが18歳で、高校を卒業して一番最初に、家業である建築の職人をやりました。そのあと工務店の現場監督、リフォームの営業、不動産の営業、最終的には住宅の営業で営業統括になりました。 新卒採用、中途採用、社員の定着評価、業務フロー、営業フロー、営業戦略などなどを担いまして、30名