ブックマーク / logmi.jp (164)

  • マネージャーにとって「言語化能力」が重要な理由 「見て盗め」が通用しない今の時代、活躍する上司像とは

    経営者やリーダー向けの各種セミナーを開催する経営者JPのイベントに、『部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30』著者の曽和利光氏が登壇。「Z世代を育てる・人を動かす・転職で成功する、上司コミュニケーション術」をテーマに講演を行いました。記事では、これから活躍する上司像、コミュニケーションスタイルについて語ります。 前回の記事はこちら マネジメントのポイントは「1to1」 井上和幸氏(以下、井上):あっという間に時間が経ってきた。僕らが話を進めていますが、ご質問があったらぜひチャットに書き込んでください。お話の流れとぜんぜんつながってないことでもかまいませんので、聞きたいことをどんどん聞いていただけると僕らはうれしいです。 あらためて全体的な話にもなると思いますが、(次のテーマは)「これから活躍する上司像、コミュニケーションスタイル」です。 曽和利光氏(以下、曽和):まとめると3つぐ

    マネージャーにとって「言語化能力」が重要な理由 「見て盗め」が通用しない今の時代、活躍する上司像とは
  • ビジネスでは学歴の高さや「実家が太い」ことも制約になる レオス藤野英人氏が語る、一定以上のお金持ちに共通するもの

    レオス・キャピタルワークス株式会社のYouTubeチャンネル『お金のまなびば!』は、ふだんは語りにくいお金投資、経済の話について、ひふみシリーズの最高投資責任者の藤野英人氏や、ひふみシリーズのメンバーと一緒に学んでいくチャンネルです。今回は『落語で資論 世知辛い資主義社会のいなし方』を出版した、落語家の立川談慶氏をゲストに迎え、一定以上のお金持ちに共通する「自立」の考え方について語りました。 ■動画コンテンツはこちら 一定以上のお金持ちに共通するもの ナレーター:転職起業が注目されていますが、多くの人が自立を考える時、意外なワナに気がついていないのだそうです。 立川談慶氏(以下、立川):初めて藤野さんに会った時に、すごくいい言葉をおっしゃっていました。富裕層というか、ある一定の水準のお金を持っている方たちは、自立している。 例えば軽自動車に乗っている人を見ても、「この人は車にお金

    ビジネスでは学歴の高さや「実家が太い」ことも制約になる レオス藤野英人氏が語る、一定以上のお金持ちに共通するもの
  • 「尖った人ではなく、暗黙知を形式知に変換する人がほしい」 “均質人材”を育成してきた日本でこれから求められる能力とは

    「プログラミングを学ぶ」ではなく「要件定義を学ぶ」 田中邦裕氏(以下、田中):あと13分ぐらいになったので、今後の展望にいきたいのですが、その前に、質問が7個ほど来ているので、みなさんに聞きたいと思います。 一番投票数が多い質問が、「非エンジニアAIを使ったスマホアプリを作りたいんだけれども、プログラミングをそもそも学ぶべきか?」という質問です。 生成AIがある今、何をどのように学ぶべきなのか。プログラムを学ぶべきなのか、それ以外になにか手段があるのか。目的によっても違うのですが、ざっくりとしたこの質問に対して、なにか答えられる方はいますか? 比戸将平氏(以下、比戸):じゃあ、私から。 田中:はい、お願いします。 比戸:先週ぐらいに、NVIDIAのジェンスン(Jensen Huang氏)が、「今後はAIがプログラムを書くから、もうプログラムを学ぶ必要はないよ」と発言したのが切り取られて、

    「尖った人ではなく、暗黙知を形式知に変換する人がほしい」 “均質人材”を育成してきた日本でこれから求められる能力とは
  • 社員が離職する本当の理由と有効な対策 優秀な社員の満足度を上げ、定着させるには?

    従業員の離職は企業にとって大きな課題です。なぜ優秀な人材が辞めるのか、転職市場の動向はどうなっているのか、離職が企業に与える経済的影響とは。記事では、離職の背景から対策までを詳しく解説しています。優秀な人材の定着に向けた取り組みのヒントをお届けします。 目次 1 離職の背景を理解する 1-1 なぜ優秀な人材が去るのか 1-2 企業側の対応が離職率に与える影響 1-3. 社員が求める職場環境とは 2 転職市場の動向を把握する 2-1 転職を検討する人が多い時期 2-2 業界別離職率のトレンド 2-3 人材不足の職種と離職 3 離職の心理的要因と対策 3-1 仕事のストレスと離職意欲 3-2 労働環境の改善がもたらす効果 3-3 離職防止に役立つ福利厚生 4 退職理由とキャリアプランの関係 4-1 キャリアアップを望む社員のジレンマ 4-2 安定と挑戦、どちらを選ぶ? 4-3 目指すべきキャ

    社員が離職する本当の理由と有効な対策 優秀な社員の満足度を上げ、定着させるには?
  • 「時間がいくらでもあるんです」という人も残業してはいけない 小室淑恵氏が語る、8時間以内に仕事を終えることの重要性

    1,000人以上の学生に教え続けた起業に必要なスキル 各務茂夫氏(以下、各務):小室さんにうかがいますが、さっき上長としてどうするかというお話がありました。AIや生成AI、ややもすると技術的なものがとって代わるようなものばかりですけど、人を巻き込む力は相対的によりみなさんにとって重要になるんじゃないかなと。 したがって、ある種の経営のノウハウや「いろは」を知っていなきゃいけないし、不都合な真実も知らなきゃいけないってことは当然ありますよね。それに対して目を向ける。対峙する。場合によっては当に困りごとがある現場に行ってその解像度を上げる。 同時にことを成すための人を巻き込む力みたいな話で言うと、小室さん、どういったことを今やっていらっしゃるんでしょうか。 小室淑恵氏(以下、小室):最初に私の個人的なお話をします。宮城さんの話を聞いてすごく懐かしくなったんですけど、宮城さん、30年前に(NP

    「時間がいくらでもあるんです」という人も残業してはいけない 小室淑恵氏が語る、8時間以内に仕事を終えることの重要性
  • 仕事ができる優秀な人ほど、部下を育成できない理由 幹部・管理職に「変われ」と言う前に、見直したい組織のあり方

    幹部が思うように動かない、人材の離脱が止まらない、社長の思いが社員に届かないなど、経営者が抱える悩みは多岐にわたります。そこで今回は、株式会社PDCAの学校 代表の浅井隆志氏が、その原因と対策法について解説。記事では、管理職の9割以上がプレイングマネージャーである日企業の課題点を元に、組織開発のポイントを探ります。 「強く指摘して辞められたら、正直困る」という音 浅井隆志氏:みなさん、こんにちは。株式会社PDCAの学校代表取締役、浅井隆志でございます。日は社長向けということで、おそらく役員の方や幹部の方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。 「言うことを聞かない幹部、言うことを聞かない管理職の方をどう変えていくか」にテーマを絞って、お伝えしていきたいなと思っております。 まず、今日はどういう話をしていきたいのかということなんですが、そもそもなんで幹部は動かないのか。それから幹部は

    仕事ができる優秀な人ほど、部下を育成できない理由 幹部・管理職に「変われ」と言う前に、見直したい組織のあり方
  • 今すぐ転職しなくても、職務経歴書は「毎年」書いておく 時間のある長期休暇におすすめな“自分のスキルの振り返り”

    最大のビジネススクール「グロービス経営大学院」が、ビジネスパーソンに向けて、予測不能な時代に活躍するチャンスを掴むヒントを配信するVoicyチャンネル『ちょっと差がつくビジネスサプリ』。記事では、転職する・しないに関わらず、職務経歴書は「毎年」書くことがおすすめな理由を解説します。 ■音声コンテンツはこちら 職務経歴書は「毎年書く」のがおすすめ 熊谷翔大氏:長い人生において、キャリアについて考えることは誰もが経験するはずです。もちろん転職といった節目のタイミングで、しっかりキャリアを考えることもあるかと思いますが、転職以外の場面でも日々「当にこのままのキャリアでいいんだろうか?」と、悩むことは少なくないかと思います。 そこで気をつけたいのは、「なんとなくキャリアを考えるのはけっこう難しい」ということですね。しかし、キャリアを考えるための具体的なアクションがない中では、なんとなく考え

    今すぐ転職しなくても、職務経歴書は「毎年」書いておく 時間のある長期休暇におすすめな“自分のスキルの振り返り”
  • 転職すべきか悩んでも「あ、無理だ」の瞬間は自然とやってくる 著書10万部超えのF太氏流・キャリアのモヤモヤへの対処法

    『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』著者で、SNSを中心にライフハックや仕事術などを発信しているF太氏。今回は「無理なく生きるコツ」をテーマに、自身の経験を踏まえたアドバイスを送ります。記事では、転職するかどうかで悩んだ時の“考え方”や、仕事に対する向き合い方など、F太氏流の仕事術を語りました。 前回の記事はこちら 人間の“馬力”を高める3つのポイント 山沙弥氏(以下、山):次のテーマに行くと、1年間浪人されて大学に進学したんですよね。 F太氏(以下、F太):はい。1年間浪人して、大学には「やりたいことを見つけにいく」という感じで行ったんです。自分の悩みをすべて丸投げして、ちゃんと期限を決めて、目標もちゃんと立ててという、この3つがそろうと人間は馬力が出るなということをここで学んだんですよね。 目標のケツを決めて、ちゃんと自分の達成したい目標を具体的にする。これがけ

    転職すべきか悩んでも「あ、無理だ」の瞬間は自然とやってくる 著書10万部超えのF太氏流・キャリアのモヤモヤへの対処法
  • 新規事業は“100%の品質”を目指す日本企業の文化と相性が悪い 検討項目が無限にある中で議論を前に進めるポイント

    新規事業と日の企業文化の「相性」の悪さ 白川克氏(以下、白川):(新規事業の立ち上げにおいて)「この検討はこれ以上深掘らなくていい」という見極めってめちゃくちゃ難しいじゃないですか。 我々はふだん変革プロジェクトをやり慣れているので、「このフェーズでは、ここはこれ以上掘らなくていい」ということを日常的に気にしているんですけど、変革プロジェクトに慣れていないお客さまの話を聞いていると、調査を適度なところで切り上げること自体がすごく不慣れなんですよ。 偉い人って必ず「もっとここを調べろ」と言うじゃないですか。当に優秀な上司じゃないと、「これに関してはこのへんで切り上げていい」とアドバイスしてくれないんですよ。だからずっとはまっちゃうという構造もあると思います。 小高祥子氏(以下、小高):そうですよね。新規事業は未決定なことばかりですし、検討しようと思えばいくらでも深く検討できてしまうから難

    新規事業は“100%の品質”を目指す日本企業の文化と相性が悪い 検討項目が無限にある中で議論を前に進めるポイント
  • Z世代「配属ガチャ外れた」上司「置かれた場所で咲きなさい」 世代ごとの“当たり前”の違いから生まれる分断、どう止める?

    新入社員は「個」への意識が高まっている 武石美有紀氏(以下、武石):では続いて、全体の考察に移ります。今回の調査結果を総合的に見ていくと、「働きたい職場」「上司に求めること」「身に着けたい力」の項目を筆頭に、一人ひとりの個性など、お互いの「個」を意識させる選択率が上昇しています。 一方で、価値観を一体化していくことを連想するような項目の選択率は下降する傾向が見えてきました。新入社員の中で、「個」への意識がますます高まっていると考えています。 あえて色をつけず「個」という単語にしたのは、「自分らしさを尊重してほしい」という「個」への意識もあれば、「自己を埋没させないでほしい」「同調はしたくない」などの意識もあったり、「個」への意識自体も多様化していると捉えているので、あえて特定しない記載の仕方にしました。 まず、「個」への意識が高まった背景にはどのようなことがあるのか、新入社員の育った社会の

    Z世代「配属ガチャ外れた」上司「置かれた場所で咲きなさい」 世代ごとの“当たり前”の違いから生まれる分断、どう止める?
  • 若手社員を“宇宙人”扱いし、他責思考な指導をする上司 管理職の「本音」から見えた、マネジメントの課題点

    人材育成で悩んでいる人事担当者、部下指導を「なんとなく」で行っている管理職が、感覚的な指導から脱却し、部下の活躍を促すために有効な打ち手について、株式会社PDCAの学校 代表取締役の浅井隆志氏が解説。記事では、「なんとなく指導」が起きてしまう原因と対処法について語っています。 各国に遅れを取っている日の労働生産性 浅井隆志氏:日のGDP、それから1人当たりの生産性とでいきますと、中国にはもうとっくの昔に抜かれています。 中国を筆頭にアジアの成長率は著しいんですが、自己啓発をしている割合はどれぐらいかというと、アジアの平均が80パーセント、中国で90パーセント、日は44パーセントです。僕の感覚でいうと3パーセントくらいなので、天と地の差が開いてるんじゃないかなと思います。 もう1つ当に余計な話をしますが、「詰め込み教育が良くない」と言われた時代がありましたね。それから、ゆとり教育

    若手社員を“宇宙人”扱いし、他責思考な指導をする上司 管理職の「本音」から見えた、マネジメントの課題点
  • 新人研修は手厚いのに、なぜかそのあとは“放置プレイ” 「見て学べ」が横行する、日本企業の管理職が抱える課題

    大企業・中小企業合わせて、新人以外の層に教育を施している企業は全国で22パーセントというデータが出ています。管理職が育たない原因や改善策について、株式会社PDCAの学校 代表取締役の浅井隆志氏が解説。新人研修は行われる一方で、管理職研修が進まない日企業の現状や、多くの管理職が抱えている課題感について指摘します。 「名ばかり管理職」からどう脱却するか 浅井隆志氏:株式会社PDCAの学校代表取締役、浅井隆志でございます。簡単に私の経歴をお話しさせていただきますと、1976年4月生まれで、今年で46歳になります。 社会に出たのが18歳で、高校を卒業して一番最初に、家業である建築の職人をやりました。そのあと工務店の現場監督、リフォームの営業、不動産の営業、最終的には住宅の営業で営業統括になりました。 新卒採用、中途採用、社員の定着評価、業務フロー、営業フロー、営業戦略などなどを担いまして、30名

    新人研修は手厚いのに、なぜかそのあとは“放置プレイ” 「見て学べ」が横行する、日本企業の管理職が抱える課題
  • 日本人の多くを苦しめる“普通コンプレックス”の存在 レオス藤野氏×肉乃小路ニクヨ氏が考える「普通」に固執しない生き方

    レオス・キャピタルワークス株式会社が主催した「ひふみフォーラム2023」。トークセッションには、ニューレディとして幅広い分野で活躍する肉乃小路ニクヨ氏が登壇し、藤野英人氏と対談を行いました。価値観が変化し続ける時代における、多様性や個のゆたかさについて議論します。記事では、金融業界を渡り歩いてきた肉乃小路氏のこれまでのキャリアや、藤野氏が金融業界の人ほどカジュアルな服装がおすすめな理由を明かします。 女装家・肉乃小路ニクヨ氏と語る「多様性」の話 赤池実咲氏(以下、赤池):みなさま、大変お待たせいたしました。肉乃小路ニクヨさんをお招きしまして、藤野との対談を行ってまいります。 「人生に『メインロード』は存在しない」と言い切っておりますが、こういったテーマでお送りしてまいりたいと思います。こちらのセッションの進行は私、赤池が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まずはニク

    日本人の多くを苦しめる“普通コンプレックス”の存在 レオス藤野氏×肉乃小路ニクヨ氏が考える「普通」に固執しない生き方
  • 「日本は規制が厳しくて海外はゆるい」という勘違い 日本だからこそチャンスがある、Web3の今後の可能性

    におけるweb3の現状と可能性は? 三井滉平氏(以下、三井):ではそれにちょっと絡むところなのかもしれないんですけど、テーマの2つ目「日におけるweb3の現状と可能性は?」に移りたいと思います。今回のイベントの大きなタイトルにもなってるところです。 「web3を日でやるには規制が厳しくて難しい」みたいな話も聞きますが、実際のところどうなのでしょうかみたいな、そういう側面が1個と。あと国としてもweb3を推進していきたいみたいな話も聞くんですけど、世界から見た時に日ってweb3で勝ち筋はあるのかとか、どうやって戦っていくのがいいのかみたいな。そういう目線でお話をおうかがいできればなと思っております。こちらも國光さんからお話をおうかがいしてもよろしいでしょうか。 國光宏尚氏(以下、國光):実際どうだろう……視点が何個かあって、厳しさで言ったらめちゃくちゃ厳しいです。日からやると不利

    「日本は規制が厳しくて海外はゆるい」という勘違い 日本だからこそチャンスがある、Web3の今後の可能性
  • 自分の強みは「え、ここ?」と拍子抜けするようなところにある キャリアの隠れた一貫性を見つけられる「仕事のみじん切り」

    新著『ゼロストレス転職 』を出版した退職学®研究家の佐野創太氏が、ソニーシティ大崎のBRIDGE TERMINALイベントに登壇。「ゼロストレスで一目置かれる『強みの見つけ直し』」をテーマに、採用選考に通るプロフィールの作り方や、自分の強みと出会い直せる3つの質問などを語りました。 採用選考に通るプロフィールの作り方 佐野創太氏(以下、佐野):次に、「自力で見つけないといけないのか」問題。自分を俯瞰できるタイプだったらいいのかもしれないですけども、僕は俯瞰できず、ぜんぜん自分では見つけられなかったです。なので、強みを見つけ直せる3つの矢印を使います。 自分が何かをやった時に、「何やってんの?」と興味を持たれた経験、たぶんみなさんもあると思う。思い出してほしいです。学生時代でもいいし、最近の経験でもぜんぜんかまわない。「何やってんの? どうやってんの?」みたいに、興味を持たれた経験。これが強

    自分の強みは「え、ここ?」と拍子抜けするようなところにある キャリアの隠れた一貫性を見つけられる「仕事のみじん切り」
  • 「日本はものづくりをリスペクトし過ぎている」 及川卓也氏×葛岡宏祐氏からみた、海外のエンジニアリング組織との違い

    「強いエンジニアリング組織」を作るにはどうすれば良いかーー。自社の課題を解決するIT製品・サービス、業界の最新動向などを著名人による特別講演で学べるイベント「ITトレンドEXPO2023Winter」において、海外での経験も豊富なTablyの及川卓也氏とハイヤールー の葛岡宏祐氏が、「強いエンジニアリング組織の作り方」について対談しました。前半はエンジニアリング組織の課題について。 及川卓也氏と葛岡宏祐氏のプロフィール 司会者:それではスピーカーを紹介します。まずベンダー企業からは、株式会社ハイヤールー 代表取締役の葛岡宏祐さんです。よろしくお願いいたします。 葛岡宏祐氏(以下、葛岡):よろしくお願いいたします。 司会者:続きまして専門家としてお迎えしているのは、外資系IT企業にてソフトウェア開発からプロジェクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーと、幅広く従事したのちスタートアップ

    「日本はものづくりをリスペクトし過ぎている」 及川卓也氏×葛岡宏祐氏からみた、海外のエンジニアリング組織との違い
  • 政策がうまくいかないのは「性善説」を前提にしているから 生物の世界で考える、組織を滅ぼす「チーター」が生まれるわけ

    アリやハチの組織は「自律分散系」 大福聡平氏(以下、大福):またアリの世界に1回戻りますが、逆にアリの世界には司令塔がいないという話がありました。 長谷川英祐氏(以下、長谷川):あんなに脳が小さい生きものが適切な状況判断をして、「誰がどうしろ」なんてできないじゃないですか。 大福:判断して指示なんかできるわけがないよねと。 長谷川:でも、集団としてはうまく動くわけですよね。難しい言葉だと「自律分散系」と言うんですが、アリの社会やハチの社会はまさに自律分散系なんですよ。だから、それがどういうメカニズムで動いてるかについて、AIなんかをやってる人たちは非常に興味を持っていて、僕の論文は非常にダウンロードされてるんです。 あの雑誌には年間1万ぐらい論文が載るんですけど、その年度のダウンロード数が100位以内だったという賞をもらいましたね。 大福:おー、すごい。 長谷川:賞と言っても、単に「これ

    政策がうまくいかないのは「性善説」を前提にしているから 生物の世界で考える、組織を滅ぼす「チーター」が生まれるわけ
  • なぜ日本では社会問題が「自己責任」とされてしまうのか 寛容な社会を作るために、NPOが次の10年で担う役割

    「家に帰りたくない」子ども時代の原体験 遠藤洋之氏(以下、遠藤):すいません、いろいろ僕から質問してしまって、あっという間に30分過ぎてしまったんですけど、このまま次のテーマをお聞きしちゃっていいんですか? 司会者:大丈夫です。少しずつQ&Aに質問が集まってきていますので、40分くらいから質問にもお答えしていただけたらなと思っております。 鵜尾雅隆氏(以下、鵜尾):では私からも遠藤さんに。遠藤さんも起業されて、ホームページ拝見すると、1つの哲学というか会社道というか、人との関わり方とかに非常に思いが表れているなと思うんですけど。やはり今まで企業と社会って、社会は誰かやっといてくれるけど、企業は企業だという雰囲気が、高度成長期からずっと歴史的にはありました。 そこから融合化してくる中で、遠藤さんとしてはここから5年10年という中で、SAKURUGをどういう会社にしていきたいと思っているのか、

    なぜ日本では社会問題が「自己責任」とされてしまうのか 寛容な社会を作るために、NPOが次の10年で担う役割
  • 残業時間20%削減・営業利益44%増を叶えた、建設会社の組織変革 「使われないアプリ」を量産する担当者を変えた、社長の一言

    サイボウズ株式会社が主催する「Cybozu Days 2022」。その中で行われた、「kintone hive 2022」は、日々の業務でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、業務改善プロジェクトの成功の秘訣を共有するライブイベントです。記事では、グランプリに輝いた株式会社後藤組 笹原尚貴氏の講演の模様をお届けします。データドリブン担当に任命されたIT未経験の笹原氏が、なぜ「アプリを作らない担当者」となったのか。理想を実現させるための挑戦の経緯が語られました。 突然任された「データドリブン担当」の仕事 笹原尚貴氏(以下、笹原):それでは株式会社後藤組の発表をさせていただきます。タイトルが「アプリを作らない担当者」となっております。当社は約2年ほどkintoneを使わせていただいているんですが、このような満席のすばらしい場に立てるぐらい、一定の成果を残しているんじゃないかなと自

    残業時間20%削減・営業利益44%増を叶えた、建設会社の組織変革 「使われないアプリ」を量産する担当者を変えた、社長の一言
  • 「確実に儲かるのか?」は、イノベーションの芽を摘む殺し文句 悪気なく社員のやる気を削ぐ「硬直しきった組織」を変えるには

    多摩大学大学院が主催で行われたセミナーの模様をお届けします。ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表で2023年4月に多摩大学大学院MBA教授に就任予定の荻原直紀氏が登壇し、「チェンジマネジメント」をテーマに講演しました。あらゆる企業や組織は、事業成長とともに規律統制が強くなり、創造性や活力が失われていきます。再び新たな価値や事業を生み出すためには、「チェンジマネジメント」のスキルが必要だと荻原氏は語ります。記事では、日企業が「オペレーション」に偏り「イノベーション」が起きない原因について解説されました。 日企業に求められる「オペレーション」と「イノベーション」の両立 荻原直紀氏:なぜ、今、多くの日企業で、チェンジマネジメントが求められているかというと、これにつきます。「OとIの両立」というのは、オペレーションとイノベーションの両立です。「OからIにしましょう」と言っているわけではあり

    「確実に儲かるのか?」は、イノベーションの芽を摘む殺し文句 悪気なく社員のやる気を削ぐ「硬直しきった組織」を変えるには