なぜ開発したのか ラクすぎビジネスシューズはなぜ開発されたのか。 現在、「ビジカジ」(カジュアルなビジネスウェア)が普及しつつある。ドンキでも、「見た目はシャキ!」だが着心地は「ゆるッとラクラク!」をうたう「ゆるシャキジャケット」の販売が好調だった。ジャケットと同様のコンセプトのビジネスシューズが支持される可能性があった。 また、普段はラフな格好で働いているが、大事な商談などのために、多くの男性が革靴を持っている。月足氏が既存の革靴に対する不満を調べたところ「痛い」「硬い」「擦(す)れる」「重たい」といった声が目立った。ビジネスシューズを持ってはいるが、こうした不満があるため普段は活用していないケースが多いことが考えられた。