リニア中央新幹線の名古屋-大阪間の中間駅をめぐって、奈良市が6月から「奈良市リニアファン倶楽部」を発足させた。生駒市や大和郡山市も独自にリニア誘致活動を進めており、県内の誘致ムードは盛り上がるばかりだ。そんななか、奈良県の荒井正吾知事が関西広域連合への部分参加を表明。諦め切れない京都側が広域連合の場で再び議論を蒸し返す可能性も浮上しており、悲願の「関西一丸」に水を差す怖れも指摘されている。 奈良市ではファン倶楽部発足、誘致機運高める 奈良市は5月17日、「リニアを奈良市に招こう 鉄道フェスタ」を開催、仲川げん市長も出席した。このフェスタでは若い世代へのPRを目的に、「奈良市リニアファン倶楽部」の部長に、同市出身のモデルで歌手の三戸なつめさんが就任することを発表。6月からは部員募集に乗りだした。さらには、同市リニア推進室の公式キャラクター、リニア招き鹿「りにまね」が近鉄奈良駅前などで「首を長
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