入手したプラクチカMTL5(東ドイツ産一眼レフ、プラクチカシリーズの後期生産型)をつらつらと眺めてそのつくりの安さに感動するぼく。金属鍍金を施したプラスティック製の飾り気のないボディー、露出計基盤と直につながった電池ボックス、などなど。実装機能も金属製機械式フォーカルプレーンシャッター(B、1〜1/1000)、TTL絞り込み測光露出計、AEなし、AFなし、MDなし。どうみても1960年代の設計ですが1980年代中盤の製品です。東欧随一の工業国東ドイツにして、この頃はすでに疲弊しきっていたのだなとよく判る一品。「グッバイ・レーニン」の香りがします。まあ、まさにそういうへぼいオーラに惹かれて購入した品なので、後はそれなりに動いてくれれば文句は云わないのですけど。しかし露出計の針が妙な挙動を示すので結構困り気味です。このままでは露出計なしのプラクチカL相当品になるかも。まあレンズをつけてみないと
![2007-02-26](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)