2006年1月15日のブックマーク (3件)

  • 「華氏911」がネオコンの陰謀? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「国際ジャーナリスト」として活躍されている田中宇氏が 「「華氏911」とイスラエル」という題名の記事で、 「謀略をやっているのはムーアの方ではないか」との見出しを立て、 「『華氏911』は、タカ派やイスラエルが有利になるような配慮を持って制作された可能性が大きい」 と書いています。 http://www.tanakanews.com/e0716moore.htm これはもう大変な国際的スクープ、スキャンダルです。 ムーアが宿敵のはずのタカ派やネオコンに実は協力していたなんて、 まったくジェームズ・ボンドは実はKGBのスパイだったみたいな大事件です。 (著書を読めば明らかなようにムーアはブッシュをバカな傀儡と見ており、彼の真の敵はその背後にいるタカ派と大企業どもです) これが当なら、『華氏911』を観てムーアに共感した全世界の数百万人の人々はみんなだまされていたことになります。 私もガルマ

    「華氏911」がネオコンの陰謀? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ステップフォード・ワイフ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    『ステップフォード・ワイフ』(邦題)を観た。 これは1974年の同名映画『ステップフォードのたち』のリメイク。 原作は『ローズマリーの赤ちゃん』のアイラ・レヴィン。 レヴィンはTIME誌かLIFE誌を読んでいて、妊娠中に鎮痛薬サリドマイドを飲んだ母親から障害児が生まれているという記事を見て『ローズマリーの赤ちゃん』を書いた。 『ローズマリーの赤ちゃん』は、 「知らないうちに自分のお腹の子供を変えられてしまっている」という妊婦の恐怖を、 「夫が自分の出世のために悪魔(文字通りのサタン)に自分の赤ん坊を売り渡した」と妄想する妊婦ローズマリーの話として描いた物語で、「妊娠中の方は絶対に読まないでください!」という惹句(要するに読めってことだ)も上手くて、ベストセラーになった。 レヴィンは次にものホラー第二弾『ステップフォードのたち』を書いた。 郊外の高級住宅地ステップフォードに引っ越してき

    ステップフォード・ワイフ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    semi
    semi 2006/01/15
    カウンター・カルチャーの敗北という時事的テーマを使わず・・
  • スターはKKK&知恵遅れ&小頭症 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ブッシュ政権下で新しく成立した放送規制法によって「史上最低のラジオDJ」ハワード・スターンはFMを追われ、サテライト・ラジオに移ることになった。 スターンの放送が生んだ3大スターをここで紹介しよう。 3人とも、スターンの番組(生放送)に電話をかけてきて、そこから常連になった連中だ。 ★ダニエル・ザ・KKK ユダヤ系のスターンに「ユダヤは死ね」と嫌がらせの電話をかけてきた自称KKK。 キリスト教右翼とかネオナチとかからの嫌がらせ電話は日常茶飯事でその度にハワードは 電話の相手を徹底的に罵倒し、恥をかかされた相手は二度とかけてこなくなるのだが、 ダニエルだけはしつこく電話し続けた。ハワードもその度に「KKKは貧乏人」「童貞が多い」「バカ」と貶し続けたのだが、911テロの後、ダニエルはNYに住むハワードを心配して電話してきた。「同じアメリカ人だからな」 それ以来、不思議な友情が芽生えて今やすっか

    スターはKKK&知恵遅れ&小頭症 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    semi
    semi 2006/01/15
    スターンの生放送