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2008年8月29日のブックマーク (1件)

  • 第103回 雷と雷雨とシャッタースピードの関係

    雷はいったいどうやって撮っているのか。もちろん、雷は一瞬のことだから、雷が見えた瞬間にシャッターを切っても遅すぎる。 では雷撮影の達人は「次に来る雷の方向と時間が分かる」のか。それもない。ある程度予測はするだろうが、予測して撮れるようなものでもないのだ。 実はやってることはすごく単純。 それは「雷がきそうな方向にカメラを向け、シャッターを開いてひたすら待つ」である。 「長時間露光」というワザだ。 写真はシャッターボタンを押すとシャッター幕が開いて光を撮像素子に当て、すぐにシャッター幕が閉じて光を遮断する。その時間が「シャッタースピード」だ。 前回ネタにした花火だと、そのシャッタースピードが数秒と非常に長い。長いので花火が開く課程が「光の軌跡」として記録されるのである。これが高速シャッターだと、光の点しか写らない。 ポイントは「夜に撮影する」ということ。 夜空は暗いので、シャッタースピードを

    第103回 雷と雷雨とシャッタースピードの関係