6日のロンドン外国為替市場では円安が一段と進み、円相場は一時、1ドル=142円台まで値下がりして、1998年以来、およそ24年ぶりの円安水準となりました。 外国為替市場では欧米など各国の中央銀行の金融引き締めを背景に円安が加速していて、6日のロンドン市場では円を売ってドルを買う動きが一段と強まり、円相場が一時、1ドル=142円台まで値下がりしました。 142円台をつけるのは1998年8月以来、およそ24年ぶりです。 債券市場ではアメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差の拡大が一段と意識されて円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まりました。 円相場は、5日前の今月1日に1ドル=140円台をつけたばかりで、円安が加速しています。 市場関係者は「先月下旬にFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演で利上げを続ける姿勢を鮮明にして以降、金融引き締めへの警戒からアメリカの長期金利の上
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