2026年開業に向け木造商業ビルへの建て替えを発表している渋谷マルイ(渋谷区神南1)が8月28日の営業をもって休業し、51年の歴史にいったん幕を下ろした。 建て替え後の施設外観イメージ 1958(昭和33)年に開設した「渋谷店」を1971(昭和46)年に移設・大型化したのが現在の渋谷マルイのビル。1976(昭和51)年に「渋谷店ファッション本館」に変更し、1985(昭和60)年には「渋谷店ヤング館」に、1998(平成10)年には「マルイヤング渋谷」に、それぞれ名称変更。2004(平成16)年には「マルイジャム渋谷」に業態転換し、2015(平成27)年に現在の「渋谷マルイ」にリニューアルした。 全館で「建替え前の大感謝祭」を展開する中、3階イベントスペースでは、これまでの同館の軌跡や建て替えの内容を紹介するコーナーを設け、併せて、建て替えや渋谷モディなどに関するクイズ企画も用意。利用客から寄
東京都児童会館跡地(渋谷区渋谷1)や隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎および渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する事業予定者が3月29日、ヒューリック(代表企業)と清水建設で構成する「Link Park」(リンクパーク)に決まった。 東京都が所有する施設や土地を、民間の資金力やノウハウを生かして、その地区の特徴を踏まえながら開発することで街づくりを促進する「都市再生ステップアップ・プロジェクト」の渋谷駅周辺エリアの第2弾。同プロジェクトの同エリア第1弾は、宮下町アパート跡地を活用して2017(平成29)年に渋谷キャスト(渋谷2)が開業した。 同エリア一体は明治期には梨本宮邸が位置し、昭和期には戦後復興の土地区画整理事業で街並みが整備されると同時に、渋谷区立渋谷小学校(神南小学校に統合)が移転。児童会館は唯一の都立大型児童館として1964(昭和39)年に開設され、同時期に美竹公園も開設されて
ドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナルジオグラフィック」を運営するFOXネットワークス(品川区)のプロモーションの一環。今月22日に放送が始まった番組「ホスタイル・プラネット 非情の惑星」に合わせた取り組みで、同番組がさまざまな環境の中で生きる野生動物たちの姿を追っている。動物たちが生き続けるために環境の変化に「適応し続けなければならない」ことを知ってもらいたいと企画した。 今回、カバの親子が水場を求めてタンザニア・カタビ国立公園から渋谷に逃げてくるというストーリーで、カバの親子の造形物(親2体、子1体)を川の中に設置。サイズは、親=全長4メートル×幅1.7メートル×高さ1.1メートル、子=全長3メートル×幅3メートル×高さ0.67メートルで、ほぼ実寸だという。 設置作業は当日9時に始まり、10人ほどの作業スタッフが少し下流の場所から造作物を手持ちで搬送。その後、川床に置いたウエートと
平安時代の貴族社会の成人儀礼にのっとり新成人を祝う「成人加冠式」が1月12日、国学院大学(渋谷区東4)で行われた。 学生の頭部に烏帽子や釵子などの装飾具を授ける「加冠之儀」 「国学院大学ならではの行事で成人を祝いたい」という学生の発案で2007年に始まり、神職の養成を目的にしている同大神道文学部主催で毎年1月に行っている同行事。今年は新成人の男子27人、女子27人の計54人の学生が、卒業生の神主たちから寄付された衣冠や狩衣(以上男子)、斎服や正服(同女子)などの装束姿で参列した。 式の中心となる「加冠之儀」では、加冠役である教職員が学生の頭部に冠や烏帽子(えぼし、以上男子)、釵子(さいし)や額当(ぬかあて、同女子)と呼ばれる装飾具を着装。成人の装束を完全に身にまとった姿となった学生たちが校内の神殿に移動し、誓詞を奏上し玉串を拝礼した。「祝賀之儀」では、ボランティアの在学生たちによる神楽舞な
渋谷・桜丘の老舗立ち飲み居酒屋「富士屋本店」(渋谷区桜丘町)が10月30日で閉店し、40年を超える歴史に幕を閉じた。 店の外では最後まで行列が途切れなかった 昭和の面影を残す店内には客が所狭しと立ち、隣り合わせた初対面同士の間にも自然に会話が生まれる――そんな人情味のある立ち飲みの「聖地」には世代を問わずファンも多く、この日は閉店前から200人近くが列を作り、最後まで行列が途切れなかった。 17時の開店を前に、14時台には店の前に並び始めたという50代の女性会社員は多い時で週に2~3回店に通う常連。「寂しいの一言」と声を震わせ、「料理がおいしい。気を遣わない。ホッとする。嫌なことがあっても、ここで飲めばすっきりした」と店の魅力を語る。「初めて来た時に店のしきたりが分からず、隣の人が親切に教えてくれたのもいい思い出。会えたらお礼が言いたい」とも。 桜丘で100年以上前に創業した酒販店「富士屋
都心部の深夜時間帯の交通費利便性、「国際都市」東京の魅力や「都市力」の向上を図るため試験的に行うもの。4月にニューヨークを訪れていた猪瀬直樹東京都知事が表明、6月に概要を発表していた。 平日の深夜(23時、24時台)に運行している深夜01系統・渋谷駅-新橋駅北口の続行便の位置付けで、金曜深夜(土曜)に運行する。ルートは、渋谷駅、渋谷三丁目(六本木駅発のみ停車)、青山学院中等部、南青山七丁目、西麻布、EXシアター六本木(六本木六丁目から改称)、六本木駅。ダイヤは、渋谷駅発=1時10分、2時20分、3時30分、4時40分。六本木駅発=1時40分、2時50分、4時、5時10分。 都営バスは現在渋谷駅東口のバスターミナルに発着しているが、深夜には同所を封鎖して渋谷駅周辺地区の再開発工事を行っているため、終夜バスの乗り場は渋谷駅西口18番乗り場となる。渋谷駅発-新橋駅北口行きの深夜バスはこれまで通り
東急電鉄は12月の4日間、東横線・田園都市線で深夜時間帯の運転区間延長と渋谷駅発列車の終電延長を試験的に行うとともに臨時列車を増発する。 都心部の深夜勤務者の移動手段確保、年末の夜間時間帯の混雑緩和、利用者の利便性向上を目的に試験的に行うもの。 東横線は、24時31分渋谷発各駅停車武蔵小杉行きの運転区間を菊名まで、24時47分渋谷発各駅停車元住吉行きの運転区間を横浜まで、それぞれ延長。併せて、25時渋谷発各駅停車菊名行き、25時20分渋谷発元住吉行きの2本を増発する。 田園都市線は、24時37分渋谷発各駅停車鷺沼行きの運転区間を長津田まで延長するとともに、24時9分渋谷発各駅停車長津田行き、25時と25時15分渋谷発各駅停車鷺沼行きの計3本を増発する。 実施日は6日・13日・26日(一部のみ)・27日。
工事は東急電鉄と東急建設が独自に開発した「STRUM(ストラム)工法」を採用。同工法は「用地確保が困難である」「短時間で鉄道の地下化を行う」「在来線の運行を妨げない」などの利点を持ち、今までに東急目黒線不動前駅付近立体交差事業や、みなとみらい線東白楽駅から横浜駅間の地下化工事などで成功した実績を持っているという。 今回の現場となる代官山駅付近は沿線に建物が密集し、仮線を設ける用地確保が困難であることから、地上営業線(東横線)の直下に東京メトロ副都心線につながる地下線を準備し、短時間(終電から始発まで)で地上線を地下線へ切り替えが可能な同工法が用いられた。 工事内容は、代官山駅ホームなどのレール高さを下げる「降下区間」、今まで使っていたレールの切断や仮設ホームを撤去する「撤去区間」、クレーン作業が困難な場所ではジャッキを用いて既存の地上線を持ち上げる「扛上区間」など計6ブロックに分業化され効
東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線渋谷駅に直結するビルの地下に6月23日、国内で初めてバナナを販売する自動販売機「バナナ自動販売機」が設置された。 1本または1房で販売するバナナ 自販機は、生鮮果実・野菜の生産、加工、販売、マーケティング活動などを手がけるドール(千代田区)が、「忙しくてなかなかスーパーに行けず、フルーツをとりたくてとれない」一人暮らしの学生やビジネスパーソンなどに向け設置したもので、青果を販売する自動販売機としては国内初となる。 青果店のみならず、スーパーやコンビニなどで購入ができるバナナ。厚生労働省が実施する「国民健康・栄養調査」によると、20~30代の若い世代の「フルーツ離れ」が見られ、日本人のフルーツ摂取量は世界的に見ても少ない。そうした中、「手軽に食べられる機会を増やし、摂取を拡大する意味を込め」自販機の設置を決めた。 同社マーケティング部の大滝尋美さんは「現在の
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