尼崎競艇場で導入されていたフライング警報装置・SKSだが、3月24日の開催を最後に姿を消す。 設備再投資額が高額なことなどが理由だが、結果的にフライング抑止効果はあまりなかったといえる。やはり100分の1秒の争いとなるスタートタイミングというのは、機械の手では防ぎようがないものなのだ。 SKSとは、住之江で導入されていたFKSとほとんど同様のもので、要はフライングになりそうだと思われる瞬間にセンサーが働いて「ピーッ」という警報を鳴らして選手にフライングとなるよ、という知らせをする装置だ。 しかし2003年9月には、後に総理大臣杯を制する笠原亮もいたが、なんと全艇フライングというアクシデントがあった。さらに2005年1月の周年優勝戦では、SKSを装着した選手がフライング、してなかった選手が優勝という本末転倒な出来事があった。 これでは何のためにSKSという装置があるのかが分からない。それに不