フリーで利用可能な世界の陸域の地形データとしては、SRTMやASTER GDEMがよく使われるが、海域も含むよりグローバルといえる地形データが、NOAAの提供するETOPO1である。 グリッドのセルサイズは緯度経度でいう1分、距離に換算して(場所にもよるが)約1.8 kmの解像度となる。日本の規格でいう第3次メッシュ(緯度差30秒・経度差45秒、距離にして約1 km)に近い。ちなみに1海里とは概ねこの1分の距離と同じである。 SRTMやGDEMよりは解像度は低いが、それでも広範囲の表示や分析には使えるかもしれない。 グリーンランドや南極といった、氷床に覆われた地域については、氷の表面(Ice Surface)と岩盤面(Bedrock)の2種類のデータが利用可能というのも、ユニークな点である。 データの種類には汎用的なGeoTIFFもあるが、 * ArcGIS users - use bin