同性婚カップルに男女間の結婚と同等の権利を認めた今年6月の米連邦最高裁判決が、東部バーモント州で同性婚をした日本人女性に25日までに適用され、女性は「米国民の配偶者」として永住権を認められた。 一時は配偶者として米国にとどまることが許可されず、強制送還の恐れがあったが、最高裁判決を踏まえ当局が対応を改めた。判決による日本人救済が判明したのは初めて。 上田孝子さん(58)はフランシス・ハーバートさん(53)と2011年4月、バーモント州法に基づいて同性婚をしたが、当時の連邦法は同性婚を認めず、配偶者資格での永住権申請は却下。学生査証(ビザ)が11年7月に切れ、強制退去の危険があった。 今年6月に同性婚カップルの権利を認める最高裁判決が出た。これを受け、上田さんの永住権は9月に許可された。(共同)
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