シェアハウス活用される家は住宅か寄宿舎か?これは運営に関わる重大な問題です。仮に寄宿舎となると規制をクリアするため広い用地が必要になり、都内での運営は難しくなります。そこで中間用途の「特定住宅」を提案したいと思います。 シェアハウスは寄宿舎だろうか? シェアハウスについて、法律上の用途は定まっていない。建築基準法に明示した条文はなく、一般住宅なのか、それとも寄宿舎なのかという判断は曖昧である。 その中で、国土交通省住宅局は、「事業者が運営するシェアハウスは寄宿舎とする」という技術的助言を通知した。つまり、曖昧さを避けようと明示したのである。しかし、寄宿舎であれば、主要な間仕切り壁を燃えにくくする(準耐火構造)等の規制があり、さらに東京都は、窓先空地と呼ばれ、居室窓に面して避難や住環境のために幅1.5~2メートルの空地を求める。東京都の一戸建て住宅(一般住宅)でこれだけの空地をもつ例は少なく