【シリコンバレー=奥平和行】インターネット小売り最大手、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が米有力紙のワシントン・ポストを2億5000万ドル(約250億円)で買収する。同紙を発行するワシントン・ポスト社が5日発表した。ポスト社は不振の新聞事業から撤退し、教育や放送関連に経営資源を集中させる。ベゾス氏は新聞発行やウェブサイトの運営事業などを個人で買収する。買収の手続
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東北大などの研究グループは17日、現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があることを示した新理論を、光を使った測定実験で検証したと発表した。従来より一般的な方法で検証に成功したことで、盗聴できない量子暗号通信や超高速の量子コンピューターの開発への応用が期待される。新理論の数式「小澤の不等式」を2003年に提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授らの研究成果で、1
米マイクロソフトがもがいている。最新の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の出足は周囲の期待を裏切り、さっそく改良版の投入を迫られた。ハイテク業界はもちろん、パソコンの使い手にも強大な影響力を及ぼした姿は、もはや遠い過去だ。ユーザーのウィンドウズ離れの先には、マイクロソフト自身の落日が迫る。「8」の工場で「7」をつくるそのパソコン工場の製造ラインでは、最新型のノートパソコンが組み立てられているはずだった。ところが、現場を見た中堅システム開発会社の幹部は、違和感が拭えなかったという。「最後のチェック工程でパソコンを起動させているんです。そのとき、画面上に、窓のようなデザインの旗マークがはためいているんですよ。8の画面ではなかった」最新型のパソコンなのに、1世代前のOS「ウィンドウズ7」がわざわざインストールされていた。8用に設計したパソコンに7を組み込む作業は、「ダウングレード」と呼ばれてい
交流サイト(SNS)大手ミクシィが15日、突然のトップ交代を発表した。創業者で最大株主の笠原健治社長(37)が6月25日付で会長に退き、新社長に30歳の朝倉祐介執行役員が就く。ネット業界の中でも異例の速さで世代交代を図る狙いは、停滞する同社がもう一度ベンチャー精神を取り戻し、次の成長に向けて前進するため。ネット起業家の当たり年とされた76世代(1976年前後の生まれ)の笠原氏から、次の当たり年とされる82世代(1982年前後の生まれ)の朝倉氏へ――。新社長が舵取りするミクシィはどこへ向かうのか。社長交代の舞台裏や、10年後の会社の姿、今後手掛ける大胆改革の中身など、朝倉氏がインタビューで語った。
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