南米に生息する「ハキリアリ」というアリをご存じだろうか。 その名の通り葉っぱを切って集める習性を持つのだが、その使い道がすごいのだ。 そのまま餌として食べるのではなく、なんと集めた葉っぱを培地、そして肥料にしてキノコを栽培するのである。そう。なんと農耕を行うのだ。アリのくせに。いっちょまえに。
![ハキリアリが栽培したキノコを強奪して食べる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/701362c2bbc1fe2a6e6723e6d879dd0813b99573/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdailyportalz.jp%2Fapplication%2Ffiles%2F2916%2F1123%2F1370%2Fb__2016_09_16_b_img_pc_top.jpg)
南米に生息する「ハキリアリ」というアリをご存じだろうか。 その名の通り葉っぱを切って集める習性を持つのだが、その使い道がすごいのだ。 そのまま餌として食べるのではなく、なんと集めた葉っぱを培地、そして肥料にしてキノコを栽培するのである。そう。なんと農耕を行うのだ。アリのくせに。いっちょまえに。
サソリが好きだ。一度野生に暮らす彼らの姿を見てみたいと思っていたが、外国の砂漠やジャングルなどへ出向かなければ叶わないと半ば諦めかけていた。 ところが、なんと日本にもサソリがいるらしいという情報を耳にした。生息地はヤマネコで有名な西表島である。 ぜひ一度お目にかかりたいと上陸したのだが、さすが「東洋のガラパゴス」と称されるだけのことはある。サソリだけでなく様々な生物と対面することができた。 (平坂 寛) 編集部注: 筆者の平坂さんは大学院で生物学を研究しており、専門知識があります。そうでないかたはむやみにサソリに刺されないようにしてください。 野生の楽園、西表島へ 羽田空港から那覇へ約2時間、さらに那覇空港から約1時間かけて石垣空港へ飛び、石垣港からフェリーで1時間波に揺られてようやく西表島に上陸した。 さすがは南の島、第一に海の美しさが目に留まる。薄く緑の乗った澄んだ青がまぶしい。遠くに
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