【カタールW杯 森保ジャパン 表と裏②】森保ジャパンはカタールW杯で目標の8強以上には届かなかったが、優勝候補のドイツとスペインを次々と撃破して世界中から脚光を浴びた。その一方で格下のコスタリカに足をすくわれ、最後はクロアチアとの死闘の末に終戦。かつてないほど称賛と批判が渦巻いたチームでいったい何が起きていたのか。集中連載「カタールW杯 森保ジャパン 表と裏」第2回で徹底検証する。 森保ジャパンがこれまでW杯を戦ってきた代表チームと最も違うのが、深刻な批判や中傷に悩まされたことだ。 もちろんこれまでも注目度が高いW杯では結果によって称賛や批判を浴びるのが常だったが、現在はSNSがより広く浸透して、選手が一部ファンからの心ない言葉を直接目にする機会が増えた。中傷被害が社会問題化するケースも多い中で迎えたカタールW杯では、やはり懸念が現実となった。 初戦に優勝候補ドイツを撃破したことで日本では