世界初となるカキの「完全陸上養殖」に成功し、“あたらないカキ”が誕生しました。気になる味や値段はどうなるのでしょうか? ■水深200メートル…海洋深層水で養殖 ぷりっぷりの乳白色の身と、栄養が豊富なことから“海のミルク”と呼ばれているカキ。生で食べても、焼いたり揚げて食べたりしてもおいしいのですが、食中毒のリスクがある食材でもあります。 そうしたなか、今月、誕生したのが“あたらないカキ”です。どんなカキなのでしょうか? ゼネラル・オイスター 吉田社長:「人間に害のない、菌とかウイルスがいないきれいな水。種から成貝になるまで、一回も海に入れないで、海洋深層水をくみ上げて、陸上で完結する」 カキはエサとなる植物性プランクトンを取り込むため、1時間におよそ20リットルもの海水を吸い、吐き出します。 その際、上流の川から流れてきた産業排水や生活排水に含まれているノロウイルスも一緒に取り込んでしまう
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