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売上35億円の名刺アプリ「Eight」が語る、通期黒字化に到達するまでの成長の裏側。アプリの指標を改善した「2つの成功施策」 名刺アプリの「Eight」さんを取材しました。 Sansan株式会社 取締役 Eight事業部 事業部長 塩見 賢治さん、プロダクト部 マネージャー 中西 仁奈さん、プロダクト部 プロダクトマネージャー 越智 瑛甫さん⸺「Eight」について教えてください。塩見: 2012年にサービス開始した「名刺アプリ」です。紙の名刺を管理できたり、スマホをかざしてデジタル名刺交換ができたりします。 ユーザー数は約372万人、Eight事業の売上は約35億円、Eight事業としては2024年5月期にはじめて通期黒字化を達成できました。 売上の内訳としては、BtoBサービスが売上の約90%を占めていて、そのうち約半分がイベントサービスの売上になっています。 例えば、Eight主催で
流通総額890億円の「CAMPFIRE」に聞く、クラウドファンディングのユーザー体験の磨き方。指標の「スパイク分析」で成長する方法と「共感度」が支援につながる話。 CAMPFIREさんを取材しました。 株式会社CAMPFIRE CPO 大橋 桃太郎さん、大塚 健太さん⸺CAMPFIREについて教えてください。大橋: CAMPFIREは、誰でも資金調達に挑戦できる、国内最大級の「クラウドファンディングサービス」です。2011年にサービスを開始しました。 会員数としては400万人。累計9.3万件のプロジェクトが立ち上がっていて、累計の支援額(GMV)は890億円を超えています。 支援者さんの体験としては、基本SNSを見ていたら「プロジェクトを知る」というケースが多いため、スマホのWeb流入が多くなっています。 支援者さん向けに重視する指標としては、「ユニークユーザーあたりのGMV(支援額)」な
目標を数字で追わない「体験向上チーム」で目に見えない満足度を改善。会員120万人の「Qiita」が語る、プロダクトの成長サイクルを回した施策。 会員数が120万人を突破した「Qiita」さんを取材しました。 Qiita株式会社 代表取締役社長 柴田 健介さん──「Qiita」について教えてください。柴田: 「Qiita」は、エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービスで、日本最大級のエンジニアコミュニティにもなっています。 会員数としては120万人を超えていて、月間のPV数は4,500万、月間のUU数は650万人。アクセス数の70〜80%は「検索流入」です。 収益モデルとしては広告がメインで、詳しい業績は非公開ですが、売上や会員数は順調に伸びています。 サイトのアクセス数は「平日の朝8時〜19時」がピークで、逆に夜間や休日はめっちゃ落ち着きますね。年末年始やお盆も同様です。 これは
サービス名を「カタカナ表記」主体にしたら指名検索と口コミ数が成長。累計100万人が注文した「レンティオ」が語るユーザーコミュニケーション施策。 家電のサブスク・レンタルサービスの「レンティオ」さんを取材しました。 レンティオ株式会社 高橋 瑞生さん新規注文件数が累計100万件・月間利用者13万人の「レンティオ」では、サービス名表記の「カタカナとアルファベット問題」に取り組んだと言います。なぜそれをやったのか、成果など聞きました。 なぜサービス名表記の「カタカナとアルファベット問題」に取り組んだのでしょうか?高橋: 当初は、何も考えずに「Rentio」と表記することも多かったため、お客様もアルファベットの「Rentio」で認識や入力をされていたと思います。 すると、一発で覚えにくかったり、指名検索で入力しづらかったり、口コミ投稿でタイプミスが起こっていたり、という問題が発生していました。 レ
ARR30億円を突破した「チャネルトーク」の成長に貢献した3つの戦略。その業界の「3社の満足」が成長を加速させる理由。 15万社が利用する「チャネルトーク」さんの日本展開を取材しました。 株式会社Channel Corporation CEO in Japan 玉川 葉さん 「チャネルトーク」について教えてください。玉川: 世界22ヶ国で15万社のブランドに導入されている、顧客コミュニケーションツールです。本社は韓国にあり、東京とニューヨークにもオフィスがあります。 2018年に正式リリースして、ARRとしては30億円を超えています。継続率は約98%となっていて、日本は売上全体の約20%を占めています。 ARRは30億円以上(ARR3,000万ドル)チャネルトークができたのは「顧客の声」を聞く課題に気付いたからです。もともと弊社は「店舗向けの分析ツール」の会社でした。売上は伸びていたものの
値段の「¥マーク」を小さくしたら購入率が大きく改善された。機能は「体験」で成果が激変する。10周年の「メルカリ」に聞く新機能の開発の裏側。3つの成功施策。 10周年を迎えた「メルカリ」さんを取材しました。 株式会社メルカリ Product Manager 塚本 佳実さん、UX Design Manager 宮本 麻子さん「メルカリ」について教えてください。塚本: 「メルカリ」は、国内最大手のフリマアプリです。2023年の7月にサービス開始からちょうど10周年を迎えました。 直近のアクティブユーザー(MAU)は2,200万人以上に、四半期のGMV(流通金額)は2,500億円以上に到達しています。 累計だと30億品以上が出品されていて、販売の速度でいうと「1秒間に7.9個の商品が売れている」というデータもあります。 この10年間でのトレンドの変化としては、取引されている「ブランド」にも変化が出
3ヶ月で世界1,000万ダウンロードを突破、位置情報アプリ「whoo」が語る成長秘話。サーバーコストで倒産しかけた話、資金調達よりプロダクトを優先した理由。 位置情報の共有アプリ「whoo」さんを取材しました。 株式会社LinQ(リンキュー) 代表取締役 CEO 原田 豪介さん会社の紹介と「whoo」について教えてください。原田: LinQは2019年に創業して、これまでアプリを10ほどつくってきた会社です。匿名質問アプリのNinjarは、約300万ダウンロードされています。 whooは位置情報共有アプリです。2022年12月にリリースして、世界1,000万ダウンロードを突破しました。継続率も高い数値が出ています。 特徴としては、日本のユーザーが57%、海外のユーザーが43%と世界にも広まっていること。また中高生世代がユーザーの80%を占めることです。 whooに関しては、「Zenlyがサ
言葉で体験デザインする「UXライティング」の専門家に聞く3つのポイント。900万DL突破の「ペイディ」が言葉の流通でクチコミや認知度を伸ばした方法。 ペイディのUXライターに「UXライティング」について聞きました。 株式会社Paidy 宮崎 直人さん。楽天や広告代理店で働いた後にPaidyに入社。「ペイディ」について教えてください。宮崎: スマホだけで今すぐ買い物ができて、支払いは後から行える「あと払いサービス」です。海外では、Buy Now Pay Later(BNPL)とも呼ばれます。 アプリのダウンロード数としては、国内900万ダウンロードに到達。会社の社員数は約200名。39カ国の国籍を持つ社員がいます。 ペイディの思想は、あと払いサービスを通じて、お客さまのやりたいことや叶えたいことなど、夢の実現をサポートすることです。 UXにはとても力を入れていて、UX関連の専門チームをインハ
ChatGPTをリサーチやマーケティング業務に役立てる方法やポイント4つ。(インタビューから施策を立てる、企画をスコア化する、隠れた競合を見つけるなど) ChatGPTを業務につかえないかと数日間試行錯誤した結果をまとめました。基本は「GPT-4」をつかっています。 これで「全部解決!」というよりは、意思決定を補助したり新しい視点を得るための補助ツールとして、活用することを想定しています。 1、条件やポイントを抽象化して指示するこれは人間と同じといえば同じですが、条件や目的を定義しながら、それに沿って作業をしてもらうと、精度が高くなると感じました。 例えば「最高の記事タイトルを考えてください」だと、何が最高なのかという定義がされていないため、良くするための条件やポイントを抽象化して、それを伝えるほうが良いものになりやすいです。 fondeskさんの記事をもとにつくってみました。例えば、ダミ
縦型ショート動画はクオリティより素人感。ほぼ無風だったアプリ「PLUG」がTikTokでのチャネル発掘をキッカケにMAU12万人まで急成長した方法。 ショッピングアシストアプリの「PLUG」さんを取材しました。 株式会社STRACT 代表取締役 伊藤 輝さん「PLUG」について教えてください。伊藤: ECサイトを訪れたユーザーに対して、最安値情報・キャッシュバック・クーポンを届けるアプリです。2022年に正式リリースをしました。 現在は約25万ダウンロードに到達していて、月間のアクティブユーザー(MAU)は約12万人、月間流通総額(GMV)は約1億円となっています。※ 仕組みとしては、Safariのブラウザ拡張機能をベースに、個人情報を取得しない形でURL情報から価格比較やキャッシュバックなどを提供します。 ※ 価格比較やキャッシュバック経由でユーザーがECで購入すると、成果報酬(アフィリ
ARRは7億円を突破。電話代行サービスの「fondesk」指名検索を伸ばした3つの施策。過去に数千万円の損失を出してわかった「事業の収益性」を高めるコツ。 電話代行サービスの「fondesk」さんを取材しました。 株式会社うるる 執行役員 脇村瞬太さんfondesk(フォンデスク)について教えてください。脇村: fondeskは、オフィスにかかってくる電話の一次対応を代行して、受けた電話の内容をチャットやメールで報告するサービスです。 2019年にサービス開始して、現在は4,000近くのお客様につかっていただいています。ARRとしては約7億円で、四半期の売上は1.7億円くらいです。 特徴としては、無料トライアルからの有料転換率が約90%と高いことです。ここにはユーザーの満足度があらわれているのかなと考えています。 自社からフォンデスクの専用番号に転送してもらうと、オペレーターがすぐ電話に出
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