年末から経営の力とは何かを考える機会が多かったので、備忘録として少し書き起こしておく。 これまでに多少なり人よりは多くの組織をみてきたけれど、世にある大多数の組織によくある傾向として、経営層によるマネジメントの放棄がある。これは各所からさまざまな人材を呼び集め、起こるかわからない化学反応が起こることに期待するという、いわゆる「ギャンブル性」に依存している部分が大きい形だ。「偶然性」などというほうが適切かもしれない。 ただし、やはりこれでは一か八かになってしまうし、うまくいかない傾向が強い。業種等によっては一気に駆け抜けてうまくいくケースもあるけれど、万が一うまく行ったところで、どこかで必ずシュリンクする。それは成長痛とよばれるような、一種の筋肉痛のようなものを味わっていない為、免疫ができてないからだ。 では、コンスタントに結果を出すにはどうしたらよいのか?それこそが経営の力、つまり「再現性