喧嘩屋と格闘家、果たしてどっちが強いのか?──先月28日、東京・渋谷のclub ATOMで開催された『KRUNCH(クランチ)』第2回大会は、「地下格闘技の世界で連戦連勝の快進撃を続ける素人の喧嘩屋チームが、プロの格闘家チームを迎え撃つ」(主催者・杉浦和男氏談)という刺激的なマッチメイクで話題を呼び、前売りチケットはあっという間に完売。「売り切れ後も800件近い問い合わせがあり、すべて泣く泣く入場をお断りした」(同)という盛況ぶりで、約15メートル四方の会場は、立ち見を含む数百名の客で酸欠寸前のスシ詰め状態となった。 喧嘩屋チームの顔ぶれは、昨年9月、地下格闘技の団体対抗戦『B.A.C.S』で優勝を飾った杉浦グループの精鋭たち。ストリートファイトを得意とする元不良ばかりである。 (杉浦グループへのインタビュー記事はこちら) 対する格闘家チームは、キックボクシンングジムの「ファイティングマス