12月3日夜、今年6月の不倫報道で無期限活動自粛中のアンジャッシュ・渡部建さんの会見が行われ、ネットで生配信されたため、ツイッターのトレンドランキング上位を独占するなど、大きな注目を集めました。 事前報道では「今さら会見」「無謀会見」「フルボッコ会見」などと揶揄されていましたが、無理もないでしょう。不倫だけでも叩かれる上に、「多目的トイレを使用」「女性に1万円を渡して帰らせた」「妻と相方に謝らせて自分は逃げ回る」などの卑劣な行為が加わったことで渡部さんは、「芸能界復帰不可能」「引退もやむなし」とさえ言われていました。 しかし、会見を終えてみると、結果的に渡部さんにとってわずかながらも一歩を踏み出せたように見えます。少なくともクライシスコミュニケーション(危機管理広報)の観点では、「たとえ遅すぎた会見でも開いて正解だった」のは間違いありません。 なぜ「今さら」「無謀」「フルボッコ」と言われた
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