本日発売の『週刊文春』ですが、久しぶりに読んだ猪瀬直樹さんの「ニュースの考古学」の「「右の左翼」のプロパガンダで孤立する靖国神社」は非常に面白く読めました。 猪瀬さんが靖国神社にいき遊就館に行くというルポなわけですが、その遊就館で上映されていた映画や『遊就館図録』での日米開戦の説明への批判です。なんでも映画とその図録では、日米開戦はアメリカが不況を脱出するための日本に仕掛けてきた、という「事実」が宣伝されているということです。映画の方はなんでも櫻井よしこ風なナレーションをイメージしてもらいたいとのことで今度いって確認したいと思いますがw 図録の方の説明は以下のようです(ニュースの考古学からまた引き)。 「大不況下のアメリカ大統領に就任したルーズベルトは、昭和十五(1940)年十一月、三選されても復興しないアメリカ経済に苦慮した。早くから大戦の勃発を予期していたルーズベルトは、昭和十四年には