October 3, 2017 | Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa 神保町のイタリアン〈ジロトンド〉では、オーナーの出身地である新潟産を中心に「その背景までもがおいしい食材」を積極的に使う。そこから生まれる料理には、味を超えたメッセージが込められている。 「魚沼美雪鱒[みゆきます]の軽い燻製とリコッタチーズ さまざまな茸のアグロドルチェ」1,800円(写真は1/2量)。料理は基本的に1皿を2人でシェアするのにちょうどいいポーション。キッチンで取り分けられて、サーブされる。フリウリ地方のオレンジワイン、パラコスの「ノット2013」グラス1,400円、ボトル7,600円と。 まだオープンしたばかりだというのに、成熟したレストラン文化を感じさせてくれる。神保町界