ブックマーク / sessendo.blogspot.com (1,049)

  • 三島由紀夫『武士道と軍国主義』/『自衛隊「影の部隊」 三島由紀夫を殺した真実の告白』山本舜勝

    ・『三島由紀夫・憂悶の祖国防衛賦 市ケ谷決起への道程と真相』山舜勝 ・『君には聞こえるか三島由紀夫の絶叫』山舜勝 ・『サムライの挫折』山舜勝 ・『三島思想「天皇信仰」 歴史で検証する』山舜勝 ・『F機関 アジア解放を夢みた特務機関長の手記』藤原岩市 ・三島由紀夫「檄」 ・三島由紀夫『武士道と軍国主義』 ・70年安保闘争の記録『怒りをうたえ!』完全版:宮島義勇監督 ・『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日が受けた衝撃』中川右介 ・『三島由紀夫と「天皇」』小室直樹 ・『昭和陸軍謀略秘史』岩畔豪雄 ・『田中清玄自伝』田中清玄、大須賀瑞夫 ・日の近代史を学ぶ ・必読書リスト その四 (※暑中見舞いの)手紙に同封されていたのはB5版24枚の書類であり、『武士道と軍国主義』『正規軍と不正規軍』と表題のついた2篇からなっていた。 自刃の年の7月、三島は、当時の保利茂官房長官から、防衛に

    三島由紀夫『武士道と軍国主義』/『自衛隊「影の部隊」 三島由紀夫を殺した真実の告白』山本舜勝
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    sessendo 2023/11/20
  • 現代人は木を見つめることができない/『瞑想と自然』J・クリシュナムルティ

    ・『「瞑想」から「明想」へ 真実の自分を発見する旅の終わり』山清次 ・現代人は木を見つめることができない ・集団行動と個人行動 ・クリシュナムルティ著作リスト 文明の進歩は人間を自然から隔絶した。密閉された住居、快適な空調、加工された品、電線や電波を介したコミュニケーション、情報を伝えるメディア……。文明の進歩は人間を人間からも隔絶してしまったようだ。 「自然との正しい関係とは、実際は何を意味するのでしょう?」という質問にクリシュナムルティが答えた一部を紹介しよう―― 私たちはけっして木を見つめません。あるいは見つめるとしても、それはその木陰に坐るとか、あるいはそれを切り倒して木材にするといった利用のためです。言い換えれば、私たちは功利的な目的のために木を見つめるということです。私たちは、自分自身を投影せずに、あるいは自分に都合のいいように利用しようとする気持ちなしに木を見つめることが

    現代人は木を見つめることができない/『瞑想と自然』J・クリシュナムルティ
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    sessendo 2023/11/15
  • 人は見た目に騙される

    ・ 『精神疾患は脳の病気か? 向精神薬の化学と虚構』エリオット・S・ヴァレンスタイン ・ 『〈正常〉を救え 精神医学を混乱させるDSM-5への警告』アレン・フランセス ・ 『クレイジー・ライク・アメリカ 心の病はいかに輸出されたか』イーサン・ウォッターズ ・ 『コレステロ... ・ 『国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖國の言乃葉100選』小林よしのり責任編集 ・ 『大空のサムライ』坂井三郎 ・ 『父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方』坂井スマート道子 ・ 『新編 知覧特別攻撃隊 写真・遺書・遺詠・日記・記録・名簿』高岡修編 ・...

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    sessendo 2023/02/17
    dooo
  • 話すことができないコメディアン(ブリテンズ・ゴット・タレント2018年)

    我々は日常の些末な苦労を、仕事を、人生を笑い飛ばすことができているだろうか? 彼の朗らかな笑い声が聴こえてくるような気がするのは私だけではないだろう。「障碍者」(しょうがいしゃ)の烙印を押す医師や社会が彼らの可能性を奪っている事実に気付かされる。

    話すことができないコメディアン(ブリテンズ・ゴット・タレント2018年)
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    sessendo 2021/02/01
  • 紅茶・緑茶のカテキンでコロナウイルスの感染力が1/100に

    ・紅茶・緑茶のカテキンでコロナウイルスの感染力が1/100に ・新型コロナウイルス最新情報 ・緑茶ラベルレス ペットボトル2リットル 期間限定公開動画。紅茶・緑茶のカテキン(=渋み成分)が喉の粘膜についたコロナウイルスの感染力を100分の1に減らすという驚くべきニュース。1分間で1/100、10分間で1/1000にまで減る。日人の感染率が低いのも緑茶の成せる業(わざ)か。一つ前のニュースから紹介する。尚、感染源は飲店ではなく家庭と推測される。(※動画が削除されてしまったので別なものをアップしておく)

    紅茶・緑茶のカテキンでコロナウイルスの感染力が1/100に
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    sessendo 2021/01/10
  • マネーと民主主義の密接な関係/『サヨナラ!操作された「お金と民主主義」 なるほど!「マネーの構造」がよーく分かった』天野統康

    マネーと民主主義の密接な関係/『サヨナラ!操作された「お金と民主主義」 なるほど!「マネーの構造」がよーく分かった』天野統康 ・「腐敗した銀行制度」カナダ12歳の少女による講演 ・30分で判る 経済の仕組み ・「Money As Debt」(負債としてのお金) ・武田邦彦『現代のコペルニクス』 日の重大問題(2)国の借金 ・マネーと民主主義の密接な関係 ・『マネーの正体 金融資産を守るためにわれわれが知っておくべきこと』吉田繁治 ・『〈借金人間〉製造工場 “負債"の政治経済学』マウリツィオ・ラッツァラート マネーと民主主義の欺瞞に斬り込む好著。天野統康〈あまの・もとやす〉はファイナンシャル・プランナーで文章は「わかりやすい合理性」に心を砕いている。資主義経済は既に政治を凌駕した。政治は経済に収束され、利権に着地する。選挙民は自分の頭で考えることなく、所属している企業・団体・組織・教団が

    マネーと民主主義の密接な関係/『サヨナラ!操作された「お金と民主主義」 なるほど!「マネーの構造」がよーく分かった』天野統康
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    sessendo 2020/07/25
  • 信用創造のカラクリ/『ギャンブルトレーダー ポーカーで分かる相場と金融の心理学』アーロン・ブラウン

    ・信用創造のカラクリ ・帝国主義による経済的侵略 ・『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』河邑厚徳、グループ現代 ・『円の支配者 誰が日経済を崩壊させたのか』リチャード・A・ヴェルナー 我々の社会における「信用」とは何であろうか? 来であれば人柄が織りなす言葉や行動に対して向けられるべきものだが、実際は違っている。資主義社会における信用とは、「どれだけのお金を借りることができるか」という一点に収斂(しゅうれん)される。信用=クレジット(credit)。つまり、“与信枠”を意味する。もちろん、ヒエラルキーの構成要素もこれに準じている。 資とはお金のことだ。で、お金は銀行にある。資主義経済において銀行は心臓の役目を担っている。続いて銀行の機能を紹介しよう。 一言でいえば、「銀行とは、準備預金制度のもとで信用創造を行う業態」のこと。話を単純にすれば、「銀行が日銀に金を預ければ、そ

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    sessendo 2020/07/25
  • 島田洋一「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」

    どういうわけか島田論文がGoogle検索でヒットしない。私が確認しただけでも15ページあるのだが、Googleでは1と2しか表示されない。エキサイト・ブログはブログ内検索もできないようなので、こちらにリンク集を作成した次第である。 ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(1) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(2) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(3) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(4) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(5) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(6)北岡伸一論文批判(その1) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(7)北岡伸一論文批判(その2) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(8)北岡伸一論文批判(その3) ・「対華21カ条要求――加藤高明の外交指導」(9)北岡伸一論文批判(その4

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    sessendo 2020/06/01
  • 再生可能エネルギーの嘘を暴くマイケル・ムーア最新作『プラネット・オブ・ヒューマンズ』が無料公開

    ・ 『管仲』宮城谷昌光 ・ 『重耳』宮城谷昌光 ・ 『介子推』宮城谷昌光 ・ 『孟嘗君』宮城谷昌光  ・言葉の正しさ  ・ 正(まさ)しき道理  ・ 「牛首を懸けて馬肉を売る」(羊頭狗肉)の故事  ・ 不当に富むとそれが不幸のもとになる  ・ 社稷を主とす ...

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    sessendo 2020/05/06
  • 人口過密社会と森林破壊が感染症拡大の原因/『感染症の世界史』石弘之

    ・『環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ』石弘之、安田喜憲、湯浅赳男 ・『人類史のなかの定住革命』西田正規 ・『人類と感染症の歴史 未知なる恐怖を超えて』加藤茂孝 ・『続・人類と感染症の歴史 新たな恐怖に備える』加藤茂孝 ・人口過密社会と森林破壊が感染症拡大の原因 ・微生物の耐性遺伝子は垂直にも水平にも伝わる ・『感染症の時代 エイズ、O157、結核から麻薬まで』井上栄 ・『飛行機に乗ってくる病原体 空港検疫官の見た感染症の現実』響堂新 ・『感染症と文明 共生への道』山太郎 ・『ワクチン神話捏造の歴史 医療と政治の権威が創った幻想の崩壊』ロマン・ビストリアニク、スザンヌ・ハンフリーズ ・『病が語る日史』酒井シヅ ・『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』アランナ・コリン ・『心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで』キャスリン・マコーリフ ・『したた

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    sessendo 2020/03/15
  • インターネットを通じたイスラム教の宗教改革/『イスラム教の論理』飯山陽

    ・『バガヴァッド・ギーター』上村勝彦訳 ・『イエス』ルドルフ・カール・ブルトマン ・『日人のためのイスラム原論』小室直樹 ・インターネットを通じたイスラム教の宗教改革 ・『イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観』飯山陽 ・宗教とは何か? ・必読書リスト その五 イスラム教の価値観を前面におしだすこうした現象が増加している背景のひとつに、インターネットを通じたイスラム教の「正しい」教義の普及があります。来イスラム教の教義は民主主義も世俗主義も国民国家体制も認めませんし、イスラム教と他宗教の間の平等も認めませんから、インドネシアの現状はイスラム教に反しています。しかしこれまでは、インドネシア国民として生まれたイスラム教徒の多くが、自分たちの置かれている状況がイスラム教の教義に反しているなどとは考えもしませんでした。 なぜなら、彼らにとってのイスラム教とは親や周囲の人が語り実践する

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    sessendo 2020/03/15
  • 苦痛を味わう/『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ラース・フォン・トリアー監督

    ・苦痛を味わう ・『イノセント・デイズ』早見和真 ・『ドッグヴィル』ラース・フォン・トリアー監督・脚 ・監督、脚:ラース・フォン・トリアー ・出演:ビョーク、カトリーヌ・ドヌーヴ 一度見て度肝を抜かれた。いずれの方向にせよ人の心が動くことを感動というのであれば確かな感動があった。だがその一方で二度と見ることはないだろう、とも思った。この衝撃は一度見れば十分なもので何度も鑑賞する類いの作品ではない。 所感を記そうとネット上の情報を物色していたところ、阿部和重がパンフレットに書いた一文に遭遇した。予想もつかない視点から物語を解き、映像の奥深くに込められたメッセージを鮮やかに読み取っていた。私は頭を殴られたようなショックを受けた。 ネットで見つけた阿部のテキストは一部だったので、それからというもの、パンフレットを入手するまでに3ヶ月ほどを要した。 そして、私はパンフレットを座右に置き、再びビ

    苦痛を味わう/『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ラース・フォン・トリアー監督
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    sessendo 2019/11/26
  • 必読書リスト その二

    ・キリスト教を知るための書籍 ・宗教とは何か? ・ブッダの教えを学ぶ ・悟りとは ・物語の質 ・権威を知るための書籍 ・情報とアルゴリズム ・世界史の教科書 ・日の近代史を学ぶ ・虐待と精神障害&発達障害に関する書籍 ・時間論 ・身体革命 ・ミステリ&SF ・必読書リスト その一 ・必読書リスト その二 ・必読書リスト その三 ・必読書リスト その四 ・必読書リスト その五 ・『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』ヴィクトール・E・フランクル:霜山徳爾訳 ・『それでも人生にイエスと言う』ヴィクトール・E・フランクル ・『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』プリーモ・レーヴィ ・『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』菅原出 ・『イタリア抵抗運動の遺書 1943.9.8-1945.4.25』P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ編 ・『石原吉郎詩文集』石原吉郎 ・『親な

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    sessendo 2019/08/31
  • 21世紀になっても存在する奴隷/『メンデ 奴隷にされた少女』メンデ・ナーゼル、ダミアン・ルイス

    ・『武装解除 紛争屋が見た世界』伊勢崎賢治 ・21世紀になっても存在する奴隷 ・『3歳で、ぼくは路上に捨てられた』ティム・ゲナール ・『人種戦争 レイス・ウォー 太平洋戦争もう一つの真実』ジェラルド・ホーン ・必読書リスト その二 強い者が弱い者を襲い、殴り、強姦し、喉を掻き切り、火を放ち、奴隷にしている――これが我々の棲む世界の現実であった。アフリカ大陸最大の国スーダンでは21世紀になっても尚、奴隷にされている人々が存在する。2006年の主要援助国は米、英、ノルウェー、オランダ、カナダとなっており、日も有償・無償の資金協力は1000億円の実績がある(2006年現在)。つまり我々はスーダンと関わりがあるのだ。 メンデ・ナーゼルが住んでいたヌバ族の村が民兵に襲撃され、彼女は12歳で奴隷にさせられた。まだ初潮も訪れていない少女が当たり前のように強姦される。メンデよりも幼い子供達も犯された。何

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    sessendo 2019/08/31
  • 今日、ルワンダの悲劇から20年/『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ

    今日、ルワンダの悲劇から20年/『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ ・『ホテル・ルワンダ』監督:テリー・ジョージ ・『生かされて。』イマキュレー・イリバギザ、スティーヴ・アーウィン ・眼の前で起こった虐殺 ・ジェノサイドが始まり白人聖職者は真っ先に逃げた ・今日、ルワンダの悲劇から20年 ・『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか PKO司令官の手記』ロメオ・ダレール ・『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真、インタビュー=ジョナサン・トーゴヴニク ・『戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった』イシメール・ベア ・『それでも生きる子供たちへ』監督:メディ・カレフ、エミール・クストリッツァ、スパイク・リー、カティア・ルンド、ジョーダン・スコット&リドリー・スコット、ステファノ・ヴィネルッソ、ジョン・ウー ・『メンデ 奴隷にされた少女』メンデ・

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    sessendo 2019/08/31
  • ジェノサイドが始まり白人聖職者は真っ先に逃げた/『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ

    ジェノサイドが始まり白人聖職者は真っ先に逃げた/『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』レヴェリアン・ルラングァ ・『ホテル・ルワンダ』監督:テリー・ジョージ ・『生かされて。』イマキュレー・イリバギザ、スティーヴ・アーウィン ・眼の前で起こった虐殺 ・ジェノサイドが始まり白人聖職者は真っ先に逃げた ・今日、ルワンダの悲劇から20年 ・『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか PKO司令官の手記』ロメオ・ダレール ・『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』写真、インタビュー=ジョナサン・トーゴヴニク ・『戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった』イシメール・ベア ・『それでも生きる子供たちへ』監督:メディ・カレフ、エミール・クストリッツァ、スパイク・リー、カティア・ルンド、ジョーダン・スコット&リドリー・スコット、ステファノ・ヴィネルッソ、ジョン・ウー ・『メンデ 奴隷にされ

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    sessendo 2019/08/31
  • 父の権威、主人の権威、指導者の権威、裁判官の権威/『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ

    ・『服従の心理』スタンレー・ミルグラム ・『服従実験とは何だったのか スタンレー・ミルグラムの生涯と遺産』トーマス・ブラス ・父の権威、主人の権威、指導者の権威、裁判官の権威 ・『マインド・コントロール』岡田尊司 ・権威を知るための書籍 ・必読書リスト その五 学問の質は「謎を解く」ことにある。「なぜ世界はこうなっているのか?」という疑問に対し、より多くの人々が納得のゆく“新しい物語”を示すことこそ学問の王道であろう。もっと具体的にいえば、脳内の情報空間がすっきりと整理され、より合理的になることを意味する。 ロジックの力業(ちからわざ)が凄い。「権威という犯人を追いつめる格推理小説」として読むことも可能だ。 スタンレー・ミルグラムの『服従の心理』を読んだ人は必読である。書は政治哲学なので、より抽象度が高い。一読しただけで自分が天才になったかのような錯覚を与えてくれる(笑)。 フランソ

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    sessendo 2019/08/20
  • 脆弱な良心は良心たり得ない/『無責任の構造 モラルハザードへの知的戦略』岡本浩一

    ・脆弱な良心は良心たり得ない ・自我と反応に関する覚え書き ・『権威主義の正体』岡浩一 ・『服従の心理』スタンレー・ミルグラム ・『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ ・『宗教を生みだす能 進化論からみたヒトと信仰』ニコラス・ウェイド ・『生き残る判断 生き残れない行動 大災害・テロの生存者たちの証言で判明』アマンダ・リプリー ・『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド ・『アナタはなぜチェックリストを使わないのか? 重大な局面で“正しい決断”をする方法』アトゥール・ガワンデ ・権威を知るための書籍 組織のあるところには必ず「無責任の構造」が潜んでいる、と著者は説く。確かにそうだ。まず、責任を支えているのは能力である。そして次に正義感だろう。能力はあっても正義感を欠いた人物はおしなべて、“構造的な無責任”に遭遇しても見て見ぬふりを決め込む。真っ当な責任

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    sessendo 2019/08/20
  • キティ・ジェノヴィーズ事件〜傍観者効果/『服従実験とは何だったのか スタンレー・ミルグラムの生涯と遺産』トーマス・ブラス

    ・『服従の心理』スタンレー・ミルグラム ・服従心理のメカニズム ・キティ・ジェノヴィーズ事件〜傍観者効果 ・人間は権威ある人物の命令に従う ・社会心理学における最初の実験 ・『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ ・『マインド・コントロール』岡田尊司 ・権威を知るための書籍 28歳の魅力的な女性キティ・ジェノヴィーズが1964年に刺殺された。この事件が注目されたのは、38人もの目撃者がいながら、誰一人警察に通報する者がいなかったためだ―― もっと前の1964年には、ミルグラムとポール・ホランダーは、キティ・ジェノヴェーゼ(ママ)事件についての「解説記事」を『ザ・ネイション』に共同で執筆している。 キティ・ジェノヴェーセ(ママ)は28歳の魅力的なバーの経営者で、1964年3月13日の夜、クイーンズのキュー・ガーデンにある自分のアパートへ帰る途中に殺された。犯人は彼女の後をつけ、30分以上も

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    sessendo 2019/08/20
  • 服従の本質/『服従の心理』スタンレー・ミルグラム

    ・服従の質 ・束縛要因 ・一般人が破壊的なプロセスの手先になる ・内気な人々が圧制を永続させる ・アッシュの同調実験 ・『服従実験とは何だったのか スタンレー・ミルグラムの生涯と遺産』トーマス・ブラス ・『権威の概念』アレクサンドル・コジェーヴ ・『マインド・コントロール』岡田尊司 ・『マインド・ハッキング あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』クリストファー・ワイリー ・権威を知るための書籍 ・必読書リスト その五 長らく絶版になっていたが遂に新訳(山形浩生訳)が出た。紙質も良く河出書房新社の気合いが十分伝わってくる。 スタンレー・ミルグラムといえばスモールワールド現象(六次の隔たり)と服従実験が広く知られており、多数の書物や文献で引用されている。実験結果を発表したのが1963年(昭和38年)。私の生まれた年だ。それまでは低く見られていた社会心理学の地位を一気に正当な学問の

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