ブックマーク / kkumata.hatenablog.com (17)

  • DVと個的領域ー<絆>と<舫> - 熊田一雄の日記

    2月25日のNHK番組「クローズアップ現代」で、デートDV(恋人からの身体的・精神的暴力)を特集していました。内閣府の調査によれば、女性の約5分の1、男性の約10分の1が経験していると紹介され、「現代日の若者は、人間関係が希薄化していく中で、愛と束縛を混同する傾向がある。」と番組では分析されていました。確かに、愛と束縛を区別することが困難になってきているように私も感じます。しかし、愛と束縛を客観的に区別する基準は何か、と改めて問われると、難しい問題だと思います。この定義の難しさは、DVの定義の難しさと同じ性格のものだと思います。 DVの客観的定義を試みた論考に、宮地尚子さんの「支配としてのDV―個的領域のありか」(『現代思想』vol.33-10、2005年)という論文があります。宮地さんのクライアント女性(バタード・ウーマン)がみんな「面接室のソファーに浅くしか腰掛けない」ことから発想し

    DVと個的領域ー<絆>と<舫> - 熊田一雄の日記
    sessendo
    sessendo 2012/03/03
    私は「絆」という言葉には違和感をもつ…「絆」の代わりにいかなる日本語が適切かというと、私は、「舫(もやい)」という言葉がいいと思います。/DVと個的領域ー<絆>と<舫> - 熊田一雄の日記
  • 「不自由の象徴」星飛雄馬 - 熊田一雄の日記

    http://www.news-postseven.com/archives/20120229_90621.html より転載 au携帯CM 星飛雄馬を「不自由の象徴」扱いに中年世代が違和感 au携帯の「あたらしい自由」を伝えるCMシリーズは、合間に、突然「巨人の星」の星飛雄馬の顔がインサートされ、『俺は(スマホを)選べない!子供の頃から野球だけだ!』と涙。この「ありえない設定」は若い世代にウケる一方、高度成長期を体験した中年世代には違和感が広がっているという。その深層を、作家で五感生活研究所の山下柚実氏が解説する。 * * * いよいよ新学期が始まり、新入社員を迎える春、大量のCMを投入する携帯電話会社。激しくシェア争いを展開するソフトバンク、NTTドコモ、KDDI。 3社のCMを並べて見ると、あることに気付きます。3つに共通する点がある、と。それは、人々の関心を惹きつける「場面設定の意

    「不自由の象徴」星飛雄馬 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2012/02/29
    カフカの言葉の重量が凄まじい。/「不自由の象徴」星飛雄馬 - 熊田一雄の日記
  • 光市母子殺害事件と性的虐待 - 熊田一雄の日記

    http://news.livedoor.com/article/detail/6294536/ より転載 公判でも明らかにされたが、彼は特異な家庭環境で育った。父親は事あるごとに暴力を振るい、したたかに殴られた夜には、のちに自殺する母親がFの寝床に潜り込み「生まれ変わったら結婚しよう」「あなたの子供がほしい」……と囁いていたという。彼が育ったこうした“健全とは言い難い成育環境”は、発達障害やコミュニケーション不全というかたちで、のちにFを苦しめることになる。 「凶悪殺人鬼」のイメージとはほど遠い、同世代の青年よりも童顔で、社会性を欠いたアンバランスな言葉遣い……。贖罪の方法すら自身で見つけられないほど幼稚だった彼が、30歳になり、ようやく自らの犯した罪に真摯に向き合えるようになっている……  そう、面会時に私は感じた。 *被告の被害者女性殺害と屍姦の動機は、被告に「性的虐待」を加えていた

    光市母子殺害事件と性的虐待 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2012/02/24
    光市母子殺害事件と性的虐待 - 熊田一雄の日記
  • <自己完成のための殺人>の発見と変容ー『宮本武蔵』をめぐってー - 熊田一雄の日記

    『愛知学院大学人間文化研究所紀要』25号原稿(2010年9月刊行) <題名><自己完成のための殺人>の発見と変容−『宮武蔵』をめぐってー <著者>熊田一雄(宗教文化学科准教授) <Title>The Discovery and Transformation of <Murder for Self-completion>:About“Miyamoto Musashi” <Author>Kazuo KUMATA(Associate Professor of Department of Religious Culture) <要旨> 稿の目的は、近代日の大衆文学のキャノンである吉川英治の小説『宮武蔵』(1935-1939)を文化社会学的に考察することにある。まず、『吉川武蔵』に見られる「自己完成のための殺人」という「不毛な人格美学」に対する佐藤忠男による批判を紹介し、吉川武蔵の説く「大衆

    <自己完成のための殺人>の発見と変容ー『宮本武蔵』をめぐってー - 熊田一雄の日記
    sessendo
    sessendo 2012/01/09
    『バガボンド』(1999-続刊中)は、途中から「他者性・社会性・創造性」を補うことによって、<武蔵的人格美学>と一線を画している。/<自己完成のための殺人>の発見と変容ー『宮本武蔵』をめぐってー - 熊田一雄の
  • ケロロ平和主義  - 熊田一雄の日記

    J・モッセが「男のイメージー男性性の創造と近代社会」(作品社、2005年)で指摘しているように、「祖国・自己犠牲・死」というテーマの男性表象は、近代国民国家においてもっとも持続力をもつ強力なイメージです(60年安保における樺美智子さんの死についての左翼的表象も、そのバリエーションだと思います)。これに対抗するには、よほどしたたかな戦略が必要です。 北原みのりさんには悪いけれども、靖国神社でストリップをしたって、国民の共感は得られないと思います。上野千鶴子さんには悪いけれども、「生き延びるための思想」を主張したって、一般大衆からは浮き上がるだけです。この男性表象は強力すぎて、「正面攻撃」や「全否定」では揺るがないのです。そうではなく、「側面攻撃」が必要だと思います。 ビートルズの傑作アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967年)のジャケットが参考になります

    ケロロ平和主義  - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2012/01/03
    "上野千鶴子さんには悪いけれども、「生き延びるための思想」を主張したって、一般大衆からは浮き上がるだけです。この男性表象は強力すぎて、「正面攻撃」や「全否定」では揺るがないのです。そうではなく、「側面
  • おひとりさまの老後と宗教 - 熊田一雄の日記

    ー“I shop, therefore I am.”(Barbara Krugerの美術作品名、元はアメリカのジョーク) だから、上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』(法研、2007年)の構想は、この消費社会イデオロギーにジャストフィットしている。「おひとりさま」というのは要するに自己決定できる消費者ということです。孤立を愛し、他人と不動産や家財を共有することに耐えられないので、いるものは全部ひとりで買うという消費者というのは、マーケット的には理想であるわけです。でも、それが許されるのは一握りの強者だけです。弱者にはひとりで快適に生きるノウハウを教えるより先に、他人と共生するためのノウハウを教えるべきなんです(内田樹「大人になるための経済活動」『atプラス03』太田出版、2010年、p.22) 近代の良賢母規範には、老後のモデルがありません。それが、上野さんの『おひとりさまの老後』が大

    おひとりさまの老後と宗教 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2012/01/03
    "お金も対人関係のスキルも持ち合わせない高齢の「おひとりさま」女性は、上野さんの本を読むより、例えば天理教に入信するとかして、助け合いの共同体に参加した方がいいのではないでしょうか。"
  • 雅子妃の「適応障害」 - 熊田一雄の日記

    で認知行動療法が欧米ほどには注目されない最大の理由は、「適応障害」(「不安障害」の一種)に苦しむ雅子妃が、7年以上認知行動療法を受け続けても快癒しないことにあると思います。雅子妃に必要なのは、「聴きだすけ」をしてくれる女性の精神科医なのかもしれません。 「不安障害の信仰治療ー天理教の事例からー」 http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20110907/p1 「『聴きだすけ』ということ」 http://d.hatena.ne.jp/kkumata/20110416/p2 「助け合う人間関係」があって「何でも話せる友だち」がいれば、そう簡単には精神疾患にならないと思います。美智子皇后には、精神科医の神谷美恵子さんという強力な相談役がついていました。雅子妃に必要なのは、美智子皇后にとっての神谷美恵子さんのような存在でしょう。現在、雅子妃の主治医は、日における認知行動療

    雅子妃の「適応障害」 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2011/12/27
    驚愕すべき指摘だ。/"日本で認知行動療法が欧米ほどには注目されない最大の理由は、「適応障害」(「不安障害」の一種)に苦しむ雅子妃が、7年以上認知行動療法を受け続けても快癒しないことにあると思います。"
  • 中川被告に対する死刑判決は不当 - 熊田一雄の日記

    今日最高裁は、オウム真理教の元幹部である中川智正被告に対する死刑判決を確定させました。しかし、宗教学者のハシクレとして、私はこの判決は不当判決だと考えます。精神科医の佐々木雄司氏(元東大教授)が精神鑑定しているように、彼は入信時・犯行時に、文化人類学でいう「巫病」(shamanistic illness)に罹患していたのであり、完全な刑事責任能力は問うことができず、無期懲役が妥当な刑罰だと思います。 私は大学院生時代に佐々木雄司氏の授業を聴講し、その後宗教調査の経験を重ねてきましたが、宗教周辺では「巫病」は珍しい病気ではなく、患者に「完全な刑事責任能力」を問うていたら、日の宗教司法は無茶苦茶になると思います。もちろん事件の被害者および関係者のみなさまには心よりご同情申し上げますが、「中川被告に対する死刑判決は不当判決である」という私の意見にどなたか賛成してくださいませんか?

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    sessendo 2011/11/23
  • ACは甘え?人間はぜいたく? - 熊田一雄の日記

    昨夜、懲りずにテレビで実写版『妖怪人間ベム』を視ました。原作アニメのファンだったからです。今回は、「酒乱で母親に暴力をふるっていた父親を刺殺した息子」が、「事件を訴えても問題に介入してくれなかった警察」を「逆恨み」して「警官殺し」を繰り返していた、という話でした。「ベム」は犯人に、「まだ人間であることのありがたさがわからないのか!」と説教していました。前回に引き続き、そのオヤジ目線の保守的な発想にがっかりしました。番組プロデューサーは、きっと「アダルトチルドレンだなんて甘えるんじゃない!」と説教するタイプの保守的男性でしょう。 そういえば、精神科医の中井久夫さんがどこかで(出典は失念)、「アイデンティティがぜいたくである社会では、やがて人間であることもぜいたくになるだろう。アイデンティティは不要だなどと軽々に口にするべきではない、と私は思う」という意味のことを書いていらっしゃいました。現代

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    sessendo 2011/11/23
  • イギリスと認知行動療法 - 熊田一雄の日記

    イギリスではIAPTという政策が打ち出され、国をあげて認知行動療法のセラピストを養成する取り組みがはじまっています。当初三年で三〇〇億円以上の予算を使い、七年間でセラピストを一万人増やす計画です。 イギリスでは、六人に一人が抑うつや不安に苦しみ、就労不能手当を受給する人が一〇〇万人にも達するといわれています。 セラピストを増員し、認知行動療法を実施する機会を増やせば、苦しんでいる人たちの半数が改善し、職場復帰できる見込みです。 認知行動療法は、それほど効果が認められているのです。日でも、イギリスの政策を手として、いっそうの普及が望まれます. *IATP(Improving Acsess to Psychological Therapies)は「心理療法へのアクセスを改善させる、つまり「心理療法をもっと身近に」の意味。心理療法とは主に認知行動療法をさしている。 抑うつや不安による経済的損

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    sessendo 2011/07/06
  • 「聴きだすけ」ということ - 熊田一雄の日記

    『愛知学院大学人間文化研究所所報』37号原稿(2011年9月刊行) <題名>「聴きだすけ」ということ <著者>熊田一雄(宗教文化学科准教授) 宗教生活において、説法や体験談活動のような「語る」という行為は確かに重要だが、「聴く」という行為の重要性は、宗教学では従来あまり注目されてこなかった。日の新宗教である天理教には、「聴きだすけ」という言葉がある。 先輩布教者の経験から生まれた言葉に「聴きだすけ」というものがある。徹底して聴き、心の痛みを共感する中から事態が見えてくるのである。相手も思いの丈を話すことで、心の重荷を幾分か降ろせる場合もある。 そして事態が見えてきたら、次の段階として、目の前の現実的問題に対処する。その際、必要に応じて専門家や専門機関の活用を検討する(天理教やまと文化会議(編)『道と社会−現代“事情”を思案する−』天理教道友社、2004年、p56)。 次に転載するのは、イ

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    sessendo 2011/04/17
  • 緊急アピール/賛同求む - 熊田一雄の日記

    (以下、転送・転載希望) - 日語 http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/642eb94c8a0f6b3b9a81f3a218ea6b6a 英語 http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/2bb1712be91b4bd46ba4e272a7826428 (緊急アピール)災害時性暴力被害への対策を求めます 2011年3月11日、東北地方を中心に日全土で非常に大きな地震が起こりました。 この地震により家屋などの倒壊や電気等ライフラインの損壊等等、多くの被害がみられ、 被害の早急な収束と、二次的被害の縮小を心から祈ります。 レイプクライシス・ネットワークは、インターネット上での性暴力被害に関わる情報支援という活動をする私たち、一人の人間として何かが出来ないかということから、一つのアピール文を出すことにしました。 地震や洪水、津波などの自然災害が起こ

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    sessendo 2011/03/31
  • 認知症の男性患者 - 熊田一雄の日記

    (熊田註;認知症の女性高齢者に化粧をすると、表情がパッと明るくなったり、暴力行為がなくなることがある)一方、施設で怒鳴り散らす認知症の男性。介護職の女性が「社長!来客です」と呼ぶと怒鳴ることをやめ「わかった」と返事をしたという話もある。「社長」が「部長」や「先生」でも同じで、現役でバリバリ働いていたころの肩書きで呼ばれることで、自分を取り戻しているのだ(『サンデー毎日』2010年12月5日号、p.153)。 *いかにもありそうな話です。「お父さん」と呼んでも、反応はないのでしょう。私も、将来もし認知症になったとして、「先生!」と呼ばれると正気に返るのでしょうか。

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    sessendo 2010/11/30
  • <疑似主体化>の試みとしてのDV - 熊田一雄の日記

    ー(熊田註;DVの)加害男性が自分の罪、責任を認めていくのに味沢さんはどう導いているのですか? 味沢 男性が加害者性を認めないのは、自らの被害者性を認めないからだと私は仮説をたてています。男にとって被害者であることは敗者であることであり、屈辱です。そんな自分を認めることができないから、自分に加えられた加害という現実も「教育」とか「愛」とか、「伝統」とかということで自ら正当化してしまいます。 (中略) ー加害者の人格の特徴は何でしょうか? 味沢 自尊感情が低く、他人の評価に依存する傾向の強い人が多いのではないか、という印象があります。そんな人はや恋人が、自分の努力に対して正当な評価をしていないと感じたら、自己嫌悪なり、他者憎悪に容易に転化するのではないか、と思います。彼にとって傷ついた男のプライドを回復させるのは、怒りによる暴力しかないのでしょう。負けるな、泣くな、やり返してこい、と何度も

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    sessendo 2009/12/17
  • 小説『人間失格』における宗教心理の一考察 - 熊田一雄の日記

    『愛知学院大学文学部紀要』39号原稿(2010年3月刊行) <題名>「小説『人間失格』における宗教心理の一考察」 <著者>熊田一雄(宗教文化学科准教授) <Title>“A Religious and Psychological Study of the Novel‘Ningen Shikkaku’” <Author>Kazuo KUMATA (Department of Religious Culture) <要旨> 稿の目的は、近代日文学のキャノンのひとつである太宰治の小説『人間失格』(1948)を宗教心理研究の観点から分析し、作品における「自己=神/世界=悪」という世界観が、世界に対する「基的信頼感」(エリクソン)をもっていなかった太宰が、「他者による承認」も、「超越者による承認」も否定した結果であることを、中期の小説『待つ』(1942)を手がかりとして論じることにある。そして

    小説『人間失格』における宗教心理の一考察 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2009/07/25
  • 宗教者はなぜタバコを吸うのか - 熊田一雄の日記

    禁煙を始めてから、3日経ちました。もちろん、1も吸っていません(たとえ1でも吸えば、たちまちニコチンという悪魔の奴隷に逆戻りです)。ニコパッチのおかげで、禁煙の最大の難関である離脱症状も、今回はほとんど起きていません。臭覚と味覚が回復し始めました。どうやら、今回は成功しそうです。「ニコチンの奴隷生活」からようやく抜け出せそうです。タバコさえ吸わなければ、極端な話、もう1の論文も書かなくても、私の人生は保証されているのです。 アレン・カーの世界的大ベストセラー「禁煙セラピー」(KKロングセラーズ、1996年)に、「職業柄禁煙しにくい人」という節があって、真っ先に「医者」が挙げられていました。理由として、1.タバコに恐怖感を覚えると禁断症状を緩和したくなる、2.医者の仕事はストレスがたいへん大きいので、禁断症状のストレスまでは仕事中に解消することはできない、3.罪の意識からストレスがさら

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    sessendo 2009/01/06
  • 島田裕巳「日本の10大新宗教」というトンデモ本 - 熊田一雄の日記

    島田裕巳さんの著書「日の10大新宗教」(幻冬舎新書、2007年)が、今年のベストセラーになりました。内容は、有名教団についてのウワサ話のツギハギで、学術的研究どころか、ルポルタージュにもなっていない。三文週刊誌レベルのです。取り上げられた教団の関係者に聞くと、「みんな怒っているが、相手にするのも大人げないので無視する。もし著者が島薗進だったら、告訴する。」そうです。こんながベストセラーになるなんて、日の宗教文化をめぐる言論状況は、まだまだお寒い限りです。 いったん大学を追われた学者は悲惨です。他に何の使い道もないから、島田さんのような売文業者になるしかべていく方法がなく、また、売文業者になることでますます大学に定職を得ることが困難になっていく。島田さんがどこかの大学で再び定職を得る可能性は、もうないでしょう。私も、多少のストレスにはめげないで、今のポストを大事にします。

    島田裕巳「日本の10大新宗教」というトンデモ本 - 熊田一雄の日記
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    sessendo 2008/11/07
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