http://mainichi.jp/select/science/news/20110313k0000m040054000c.html より。 東日本大震災:福島第1原発爆発 専門家の見方 巨大地震の被災地の原発で起きた突然の爆発と建屋崩壊。一体何が起きたのか。専門家は水素爆発または水蒸気爆発が起きたのではないかとの見方を示している。 経済産業省原子力安全・保安院は、12日午後6時すぎに開いた会見で、爆発の場所が、1号機の原子炉が入っている原子炉建屋か、発電用タービン建屋か調査中としている。 吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)は、「何らかの原因で原子炉格納容器から漏れだした水素が、空気中の酸素と反応して起きた水素爆発ではないか」と推測する。燃料棒に使用するジルコニウムは1100度を超えると、水と反応しやすくなる。その反応の結果できた水素が、何らかの原因で格納容器の外部に漏れだし、