米航空宇宙局(NASA)が公開した太陽観測衛星「SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)」が撮影した大きな黒点649から出る太陽フレアの画像(2004年8月19日公開、資料写真)。(c)AFP/NASA 【6月16日 AFP】太陽黒点の増減に周期があることは、よく知られているが、太陽活動が近く休止期に入る可能性があると、米ニューメキシコ(New Mexico)州ラスクルーセス(Las Cruces)で開かれた米国天文学会(American Astronomical Society、AAS)の太陽物理学部門の会合で、天文学者らが指摘した。 黒点が著しく減少する太陽活動の休止期は17世紀以来はじめてで、このような時期には、わずかだが地球の気温が低下する可能性がある。 数年前から天文学者たちは、太陽は2012年前後に激しいフレア活動や黒点増加がみられる活動