大昔の人類の願いがまた1つ明らかになったようだ。 約2600年前、古代イスラエルのユダ王国で、ハナンヤフというひとりの兵士がエリヤシフという友人に手紙を送った。そこには、現代の我々にも通じるこんな頼みごとが書かれていたという。 ”もっとワインを送ってくれよぅ!” 人類は酒と共に歩んできたんだね。 ハナンヤフがエリヤシフにあてた手紙 ハナンヤフがこのメッセージを書いた陶器の破片は、1965年に発見された。 およそ紀元前600年前の古代イスラエルでは、領収書や一覧表、手紙を書きつけるのに「オストラコン」と呼ばれる陶器の破片が用いられていた。 聖書学者や研究者たちは、インクで文字が書かれた陶器の表側のほうばかりをずっと研究していたが、現在のマルチスペクトル映像技術を使ってみたところ、3行の古代のメッセージがさらに隠されていることが判明したという。 この画像を大きなサイズで見るimage cred