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ブックマーク / works014.hatenablog.com (112)

  • 「ここまでインデント」のバグは解消されていないよ! - なんでやねんDTP・新館

    InDesign CC(2014)で解消された*1と盛んに喧伝されている感のある「ここまでインデント」のバグですが、解消されたと理解しては大きな罠に陥ることになります。 より正確には【「日語段落コンポーザー」を使用した場合に限っては】という但し書きが必要です。 【ここ重要!!】 ※2015.01.28の「InDesign CS6 8.1.0 アップデート」でこの問題は解消されました。 但し、CS6のアップデートですよ! CC以降は未だ日語単数行コンポーザーは無理! →リリースノート この記事内容は、あくまでも執筆当時のものです(もちろん、当ブログ記事全体にいえることでもありますが…)。 この後のバージョンアップなどでかなり修正されているという話も聞きますので、今後さらに検証が必要だと考えていますが、なかなか時間が……。 その辺りをお含みおきくださり、ご自身の環境でご確認くださいませ。

    「ここまでインデント」のバグは解消されていないよ! - なんでやねんDTP・新館
  • 「全角スペースを行末吸収」にまつわるバグ - なんでやねんDTP・新館

    先日、友人からtwitter上で質問があり、+designingで配付していただいている「文字組みアキ量設定」を使っているのだけれど、「終わり括弧類がぶら下がってしまう…これは意図した挙動ですか」とのことでした。 もちろん、とんでもない挙動ですね……念のため「ぶら下がり文字」に当該文字が入っていないか確認していただき、埒があかないのでファイルを送っていただきました。 そのファイルを確認したところ……なんと、新たなバグが発見されたので簡単に報告しておきます。 問題の段落は下図のように「全角スペースを行末吸収=ON」で、「文字組みアキ量設定」は「行末約物全角/半角」をベースにしたモノが適用されていました。 この場合は、行長をオーバーする丸パーレンがぶら下がってしまっています。 そこで「ピン!」ときたのが、以前の 「ここまでインデント」の挙動の不具合 の件。 あの場合は「文字組みアキ量設定」が「

    「全角スペースを行末吸収」にまつわるバグ - なんでやねんDTP・新館
  • 「ベタ組(み)」アンケート結果 - なんでやねんDTP・新館

    ひとつ前の記事で実施したアンケートの結果を公開します。 2014年03月28日現在、282 382名の方がお答えくださいました(私も答えましたが…)。 アンケート内容は以下の通りです(別画面に開きます)。 スタート画面 / 1問目 / 2問目 / 3問目 / 4問目 / 5問目 / 6問目 / 7問目 アンケートの結果は以下の通りです(記入項目である5問目と7問目は割愛)。 ※回答を分析すべきかとも考えましたが…全回答のエクセルファイルを共有します。 → beta-report_20140328.xls ●1問目(三者択一) 54%の方が(B)を選択し、(A)の36%を加えると90%に達します 下の2問目(A)・3問目(B)・4問目(C)と同じ組み方を仮想ボディを表示せずに選択肢としました - ●2問目 - ●3問目 - ●4問目 77%の方が「ベタ組ではない」と認識されています - ●6

  • ちょっとお知らせです… - なんでやねんDTP・新館

    先日(2013.09.27)発売された雑誌 「+DESIGNING vol.34」(2013年11月号)に記事を書かせていただくと共に、特別付録『MORISAWA PASPORT 文組見帖』の和文組み見部分を担当させていただきました。 +DESIGNING (プラスデザイニング) 2013年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: マイナビ発売日: 2013/09/27メディア: 雑誌この商品を含むブログ (6件) を見る 付録では、私の「文字組みアキ量設定」を使用して和文の組み見全ページを組み、最終的な集版というか入稿用のpdfの取りまとめも手伝わせていただきました(担当頁数が大きく関係していたと思います)。 使用した「文字組みアキ量設定」は、当ブログでも配布している「HW-Kt」(ベタ組み)と「HW-Ko改」(ツメ組み)。加えて特殊な設定が必要な書体用にはさらにカスタマイズを加

    ちょっとお知らせです… - なんでやねんDTP・新館
  • InDesignの「段落」「文字」などのカスタマイズ例 - なんでやねんDTP・新館

    前回の記事で言及したInDesignの「段落」や「文字」の「アプリケーションデフォルト」のカスタマイズに関して、(私の例が参考になるかどうかわからないが…)環境設定も含めて、その手順と運用方法を解説した「InDesignのカスタマイズ例(私の場合)」と題する動画を作成し、YouTubeで公開した(CS6を使用)。 ●InDesignのカスタマイズ例(私の場合) youtu.be InDesignの環境設定やアプリケーションデフォルトのカスタマイズ方法を「私の例」を紹介しながら解説してみました。 環境設定をはじめ、段落・文字などアプリケーションデフォルトとして提供されている設定は必ずしも万能ではありません。逆に好ましくない部分さえあります(勿論私見ですが)。 そんな各種設定を、あらかじめ自分の作業環境(形態あるいは好み)に合わせてカスタマイズしておくことで、後の作業をスムースに行うことができ

    InDesignの「段落」「文字」などのカスタマイズ例 - なんでやねんDTP・新館
  • CIDベースの文字組みと引用符など - なんでやねんDTP・新館

    twitter上で話に出たついでに「InDesignのCIDベースの文字組みと引用符など」と題する動画を作成し、YouTubeで公開した。 日頃はあまり気にかけないことかも知れないが、知らぬより知っていた方が何かと便利だと考え、「えいやっ」と作成した次第。 ●InDesignのCIDベースの文字組みと引用符など InDesignのデフォルトでONになっている「環境設定/組版/文字組み互換モード/CIDベースの文字組みを使用」と文字コードや引用符などとの関係について,私の理解の範囲で解説しています。CS6以降に追加された「縦組み中で引用符を回転」については触れていませんが,拙ブログで少し触れることにします(この作例はCS4で作成し,和欧文間隔は0%としています)。 - 動画をご覧いただいた方が理解しやすいかと思うが、ここにもザッと書き込んでおく。 まず、「CIDベースの文字組みを使用=ON(

    CIDベースの文字組みと引用符など - なんでやねんDTP・新館
  • Illustratorの文字組みアキ量設定について - なんでやねんDTP・新館

    最近更新が滞っていたので、twitter上で以下のように宣言した。 【予告】今週中に Illustratorの「文字組みアキ量設定」に関しての記事にてブログを更新するつもり…動画を中心にデフォルトの四つの違い、マズイ点、優先度、カスタマイズのポイント等々…私の理解の範囲で解説しようと…こうとでも宣言しておかんとなかなかブログが更新でけへんのでね…— なんでやねんDTP/おぢんさん (@works014) 2013年4月9日 ということで、あまり解説されることのない、Adobe Illustratorの「文字組みアキ量設定」について、そのデフォルト設定から、カスタマイズまで全般的に説明するための動画を作成し、YouTubeで公開し始めた。 Illustratorを起動して、実際に(同じように)やってみるのが理解への早道でござる ●デフォルトの文字組みアキ量設定の4種 Illustratorに

  • カーニング各種のおさらい - なんでやねんDTP・新館

    Illustrator・InDesignのカーニング機能それぞれの違いについて簡単に説明した動画を作成し、YouTubeで公開した(画面は主にIllustratorを使用しているが、InDesignも考え方は共通)。*1 ※Photoshopも考え方は共通(2013.04.19追記)*2 Illustratorの画面で、各種カーニング機能の違いを説明しています。 InDesignの場合もほぼ同様に考えてイイのですが、異なる部分は随時InDesignの画面も交えて説明してあります。 ※InDesignで、オプティカルとプロポーショナルメトリクスを併用した場合、マズイ結果になるのは知っていたが、Illustratorでは特に問題ないの場合は少し挙動が異なるということは今回の作例で初めて知った。 (併用した場合の初期的な表示は「オプティカル」が優先され、「プロポーショナルメトリクス」は無視される

    カーニング各種のおさらい - なんでやねんDTP・新館
  • 上付き文字・下付き文字 - なんでやねんDTP・新館

    先日、twitter上で「上付き文字・下付き文字」が話題にあがり、 @inuzo1103 文字タブのサブメニューの下付き文字とOpenTypeタブの位置:下付き文字は違うモノですから注意がひつようですよ…どちらか適切な方を…OpenType機能の方がイイように思いますが…— 大石十三夫/おぢんさん (@works014) 11月 7, 2012 そのついでもあったので簡単に説明するために動画を作成し、YouTubeで公開した(Illustrator/InDesignとも考え方は共通)。 【重要】 文字メニューから設定する「上付き文字・下付き文字」については、InDesignとIllustratorのデフォルトの設定値は「サイズ(58.3%=縮小率)」・「位置(33.3%=ベースライン移動量)」ともに同じですが、そのベースライン移動量の基準としている位置が異なりますので、同様には考えられませ

    上付き文字・下付き文字 - なんでやねんDTP・新館
  • Illustrator上のアポストロフィーについて簡単に…… - なんでやねんDTP・新館

    Illustrator上のアポストロフィーの挙動について、簡単に説明した動画を作成した(後ろの方でInDesign上でのことにもほんの少しだけ触れている)。 もっと詳しく知りたい方は、以下の各リンク先をよく読んでいただければ、より理解は深まると思う(いずれもid:NAOIさんのページ)。 InDesignにおける引用符の謎の挙動についての文字コード的なまとめ ●引用符が全角かプロポーショナルかは、フォントによって異なる。Adobe-Japan1-5以降のCMapを採用しているフォントなら(レパートリはAdobe-Japan1-5でなくても)プロポーショナル、そうでなければ全角である。 InDesignにおけるシングル引用符の縦組み ※[ ]内は引用者の補足 ●日語組版において調整文字コンマや調整文字アポストロフィを使いたいというケースはあまりないだろう。インプット・メソッドで「かっこ」な

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  • 表組みの割り付け計算の胆 - なんでやねんDTP・新館

    以前から気になっていた、表組みの割り付け計算で見落としがちな点を解説しておきたい。 まず、以下のような表組みを作った。 仮想ボディいっぱいある罫線素片罫線素片「┼」(U+253C)を20Qで、ベタ丸「●」(U+25CF)を10Qで入れ、中の罫線は2mmと0.2mmとしてある(周囲は罫なし)。 セル内の余白はすべて「0mm」としてあるので、各セルの左右幅(あるいは天地高さ)は、以下のように それぞれ、「左(上)の罫の1/2+文字列長(あるいは行方向高さ※この場合は文字サイズと同じ)+右(下)の罫の1/2の合計」となるのは簡単に理解できるだろう。 作例では天地は自動計算されているが、一番上の画像にある通り天地・左右共に17.2mmとなる*1。 - ここで、セル内に少なくとも1mmの余白が必要だとして、余白を1mmと設定した場合、(天地は自動計算するとしても)当然左右がオーバーするので以下のよう

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  • CS5以降のリガチャや数字など… - なんでやねんDTP・新館

    InDesign上での欧文や数字の挙動で、先日から少し気になっていたことを検証してみたので、結果をご報告しておく。 最初のきっかけは twitter上での@Hajime_Okumaさんの以下の呟き。 InDesignCS5.5やCS6でGaramond Premier ProのThやfbのリガチャ(合字)が表示されないんですが、ボクの環境だけでしょうか? CS3だと表示できます。また、CS5.5やCS6でもMinion Pro Regularのリガチャは正常に表示できます。— 大熊肇さん (@Hajime_Okuma) 6月 27, 2012 その後、別の知人に欧文のオールドスタイル数字を呼び出す方法を説明していて話が嚙 み合わないことがあった(当方CS4、先方CS5)*1。 この二つには何らかの関係がありそうだとは思ったが……検証する時間がなかった。 で、時間が出来たので、ごくごく簡単に

    CS5以降のリガチャや数字など… - なんでやねんDTP・新館
  • InDesignの文字組みアキ量設定の4大バグ - なんでやねんDTP・新館

    いま現在の時点で、私が把握しているInDesignの文字組みアキ量設定のバグと考える挙動について、とにかく修正して欲しいと考えている重要な4点を再度掲載し、Adobeさんの早期の解決を期待したい(すべて不具合レポートは提出済み)。 ここでは文字で表現するにとどめるが、それらの挙動の詳細な検証については、当ブログ内へのリンクを掲げておくので、ご参照いただきたい(説明が下手で理解に苦しむかも知れないが……)。 ●禁則処理絡みの問題_その1 行末禁則処理において、文字組アキ量設定における約物類の【対:行末】に関する設定の内容に関わらず、対:行末ではなく、【次の文字との最小値】を参照してしまうというバグ 「ぶら下がりあり」の場合、句読点についてはこの問題は解消されるが、括弧類に関してはやはり問題は残る 「追い出し優先」の場合は無関係 デフォルトでは、例えば句読点などの(行中の)対:仮名や対:その他

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  • 字形パネルのソート(並び順) - なんでやねんDTP・新館

    今日、知人から質問があって、気になったので記事にしておく(同様なことでお悩みの方もおられるかも知れないし…)。 InDesign上で「白抜きの丸数字の20以降はどのように入力すればイイか……」という質問だったので、「ATOKなどの文字パレットの記号表から“20”を入力して、字形パネルを表示すれば簡単……」と電話で、双方画面を見ながらアドバイスしたのだが……。 どうも字形パネルに表示されている内容が違うということになった。 色々と試行錯誤した結果に判明したのが、サブメニューの「字形のソート」部分のチェックだった。 私はいつもInDesignの字形パネルはサブメニューの「字形のソート」を「CID/GID順」にしているので、下のような表示…… 一方、先方は「Unicode順」なので…… 上のような表示になっている。 これでは話が嚙み合うワケがない。 字形パネルはサブメニューの「字形のソート」は「

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  • 写植のセンター・センター方式 - なんでやねんDTP・新館

    「写植の時代」展が無事終了した。 ご参加いただいた方々、ありがとうございました。 会場では、今でも動くモリサワの手動写植機MC-6型を展示し、適時、構造などを解説したりもさせていただいた。 この体は昨年末で廃棄される運命にあったモノを奇跡的に発見(?)し、無理をお願いして譲り受け、展示会当日まで保管していただき、当日に搬入・設置した。大切に使っておられたヤマハラ(大阪・豊中)さんに感謝!。 会場には暗室も設置し、その印字体験も実施したのだが、(DTPと大いに異なり)とまどいが多かったであろう部分について、少々記しておく。 モリサワのMC-6型は各Q数のレンズをセンター・センターで合わせてある方式のため、同じ位置で印字すると下図:左端のように天地・左右ともセンターが一致することになる。 そのため、例えば異Q数混植の横組で下揃えにしたい場合は、基準にする文字サイズとの差の1/2分を天地に振っ

    写植のセンター・センター方式 - なんでやねんDTP・新館
    seuzo
    seuzo 2012/02/27
    PAVO10だともうセンター・センターかトップ・センターかは、ボタンひとつで設定可能だった。「センター・センター」という呼び名は「トップ・センター」ができるようになって必然的に付けられた呼び名ではないか?
  • 今が旬の「ここまでインデント」 - なんでやねんDTP・新館

    「ここまでインデント」に関して昨日(2012.01.25)から今日にかけて話題になっていたが、ある程度の結論に達したのでここに纏めておく(作例はCS4)。 きっかけは @akatsuki_obana さんの 「左揃えのテキストに強制改行入れて「ここまでインデント」揃えようとしても行頭が揃わないのって、インデントマーカーの前後のアキ量設定が影響してる???」 という呟きだった。 その後のtwitter上でのやりとりは @mori_taksi さんが纏めてくださった コチラでご確認して頂くとして…… 私は、当初は ここまでインデント…設定した直後は最適値が適用されるが、2行目はアキ量(最適値)を無視した来の字幅位置に揃えられる…なのでここまでインデント直前の文字の後ろアキを固定してやらなアカン… という仮説を立てたが、「(行末)約物全角」では正常になるという報告を読み飛ばしており、@mono

    今が旬の「ここまでインデント」 - なんでやねんDTP・新館
    seuzo
    seuzo 2012/01/26
    「ここまでインデント」のことはもうあきらめた!
  • 均等ツメのルビ設定にご注意 - なんでやねんDTP・新館

    InDesign CS5および5.5上での縦組みのフレームグリッドとなんらかの字間ツメおよび合成フォントとが絡んだと思しき不具合の件*1で、(ちょっと気になって)CS3で作成したデータおよびpdfを確認したが特に問題はなかった。 その際に見つけてしまったポカミスを報告しておく。 ※フレームグリッドは13Qの12H送り(1Hヅメ)で作成してある。 「所謂」にグループルビで「いわゆる」と振ってあるが、(1Hヅメなので)ルビの長さが親文字群より長くなることになり、さらに後続文字が漢字「天」なので上にズレてしまっている*2。 ※私(および校正者)の完全な見落としミスである。 これを解決するために便宜的にモノルビとしても…… ご覧の通り、「わ/ゆ」の間が詰まってしまう結果になるだけ。 グループルビのママで、ルビ文字のサイズを字送りの半分(6Q)まで小さくするか、 ルビ文字のサイズを変更しないのであれ

    均等ツメのルビ設定にご注意 - なんでやねんDTP・新館
  • 段落行取りと段落境界線 - なんでやねんDTP・新館

    段落境界線を利用して小見出しなどにデコレーションを施す例はよく見られるが、少しややこしい「段落行取り」を適用した複数行の小見出しの場合の計算方法を例示しておく。 ※作例はInDesign CS4(ver.6.0.6)の場合であり、CS5では挙動が異なる(末尾に記載) まず、段落境界線はどこを基準に生成されるかというと…… グリッドは20Q、グリッド揃えは仮想ボディの中央 当該テキスト(段落の最大サイズ)の仮想ボディの下端を基準に生成され、(横組の場合)前境界線は上に、後境界線は下に線幅分延びることになる。 例えば、20Q/行送り30Hのを基とする文グリッドに、2行の小見出しを28Q/行送り34Hで、文(20Q=5mm)の1字下げ3行取りで挿入し、その行頭に文3行分の天地(30*2+20=80H=20mm)で、2.5mm幅のアミ30%の飾りを入れるとする…… 5mmのインデントを設定

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  • すべての異体字‘aalt’テーブルの相異など - なんでやねんDTP・新館

    今、常用漢字や人名用漢字を旧字体にするテーブルを作り直している。 手順は少し前に記事にした表外漢字同様、既にある筑紫明朝用のテーブルに予め修正を加えたものを各書体に適用し、チェック……。 基的には、‘trad’などの異体字タグ、別位置のユニコード、それでも仕方ないものだけを‘aalt’タグで呼び出すようにしている*1。 その過程で気付いたことを纏めておく。 なお、id:NAOIさんの調査によると、N付き書体はヒラギノとその他のほぼ2系統に分類されるとのことなので、N付き書体を使用することも考えたが、秀英明朝Pr5-LにはまだN付き書体がないので、従来通りNなし書体での処理を考えた。 参照 まず、以下は各社のポリシーといってしまえる微細な異なりのあるグループ。 特に変更する必要はないと考えている 但し、デフォルトで髭付きとするために入れ替えてあるイワタ明朝オールドは別 次に、イワタ明朝体オ

    すべての異体字‘aalt’テーブルの相異など - なんでやねんDTP・新館
  • テキストフレームにおける欧文ベースライン揃え - なんでやねんDTP・新館

    先日の記事に続いて、今回は同じく欧文ベースライン揃えであるが、テキストフレームの場合に注意すべき点を書いておく。 「文字揃え」は「欧文ベースライン」としているが、「行送りの基準位置」に「欧文ベースライン」ではなく「仮想ボディの上」など仮想ボディベースのモノを採用した場合…… ※画像バックのグリッドは揃え位置の目安として置いてあります。 「行送りの基準位置」は「仮想ボディの上」 使用書体は前回の記事同様、FOT-筑紫明朝 Pr5-R/FOT-クレー Pro-M/FOT-グレコ Std-M 仮想ボディとの関係を見る限り特に問題はないが、欧文ベースライン位置は当然異なっている 上の例は各行毎に1段落としてあるが、すべてを同一段落としても同じ。 仮想ボディとの関係を見る限り特に問題はないが、欧文ベースライン位置は異なっている 行の先頭文字を同書体とした場合は…… 行頭文字の書体の欧文ベースライン位

    テキストフレームにおける欧文ベースライン揃え - なんでやねんDTP・新館