自作の防災道具で緊急時に備えよ! 再生可能エネルギーや林業に関する実践を調査研究している井筒耕平さんは、2014年4月から岡山県西粟倉村で暮らしている。 築100年以上という自宅のお風呂は、五右衛門風呂だ。 「薪を使って火をおこすのは毎日の作業です。五右衛門風呂を沸かしながら、隣にあるロケットストーブを使って煮込み料理を作ったりもします。ライフラインが止まったとき、火をおこせるのは強みになる。寒い時期でも暖がとれるし、温かいごはんが食べられるのは、とてもありがたいですよ。ガスや電気に頼らず、自分でライフラインを確保し、暮らせるようにするのが生き延びる基本だと思います」 これが達人のロケットストーブだ! 一斗缶に穴を開けて、煙突を通し、断熱材を入れた、井筒さん自作のロケットストーブ。少ない木材でも火力は抜群!