電子書籍事業を手掛けるカナダのKoboは7月26日(現地時間)、米AppleによるApp Storeのルール改訂を受け、HTML5でのWebアプリ版電子書籍リーダーを開発中であると発表した。 Appleは、2月に発表し、6月に改訂したこの新ルールで、App Storeに登録するアプリ内に、コンテンツを販売する外部サイトへのリンクやボタンを設置することを禁じた。 Koboは7月23日、新ルールに従って同社のiOSアプリからアプリ内販売機能を削除したと発表している。 米Amazon.comのKindleや米Barnes & NobleのNOOKなど、一連の電子書籍リーダーアプリが7月25日付でアップデートされ、アプリ内から自社ストアへのボタンやリンクが削除された。一時的にApp Storeから消えていた米GoogleのGoogle Booksアプリも、Google Booksサイトへのリンクが