１０月１８日、フィンランドのストゥブ欧州問題相は、英国の対ＥＵ政策はますます理解困難となっており、同国が徐々にＥＵと別れを告げようとしているように感じられるとの考えを示した。写真はＥＵの旗。ブリュッセルで１２日撮影（２０１２年 ロイター／Francois Lenoir） ［ブリュッセル １８日 ロイター］ フィンランドのストゥブ欧州問題相は、英国の対欧州連合（ＥＵ）政策はますます理解困難となっており、同国が徐々にＥＵと別れを告げようとしているように感じられるとの考えを示した。
英国、緩やかなＥＵ離脱の様相＝フィンランド欧州問題相
１０月１８日、フィンランドのストゥブ欧州問題相は、英国の対ＥＵ政策はますます理解困難となっており、同国が徐々にＥＵと別れを告げようとしているように感じられるとの考えを示した。写真はＥＵの旗。ブリュッセルで１２日撮影（２０１２年 ロイター／Francois Lenoir） ［ブリュッセル １８日 ロイター］ フィンランドのストゥブ欧州問題相は、英国の対欧州連合（ＥＵ）政策はますます理解困難となっており、同国が徐々にＥＵと別れを告げようとしているように感じられるとの考えを示した。
中国で汚職や格差への懸念が拡大、食品安全性にも不安＝調査
１０月１６日、最高指導部の交代を数週間後に控える中国で、汚職や社会的格差、食品の安全性に懸念を感じる国民が増えていることが明らかになった。写真は２００８年、北京北東部の農村で撮影（２０１２年 ロイター／David Gray） ［北京 １６日 ロイター］ 最高指導部の交代を数週間後に控える中国で、汚職や社会的格差、食品の安全性に懸念を感じる国民が増えていることが、１６日に発表された調査で明らかになった。 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの「世界意識プロジェクト」の一環として行われたこの調査は、３０００人以上を対象に今年実施。その結果、「事業経営者らによる汚職が大きな懸念」と答えたのは３人に１人の割合で、２００８年の調査時の５人に１人の割合から増加した。「当局者らによる汚職が大きな問題」とした回答者は全体の半数に上った。 また、「食品の安全性が大きな問題」との回答は、０８年から約３０％ポイ
ＫＤＤＩ冬モデルはスマホなど10機種、ＬＴＥは全国で高速化
１０月１７日、ＫＤＤＩは、１１─１２月に順次投入する冬モデルの携帯端末として、スマートフォン９機種・タブレット端末１機種の全１０機種を発売すると発表。写真は２００８年１１月、都内で撮影（２０１２年 ロイター） ［東京 １７日 ロイター］ ＫＤＤＩ<9433.T>は１７日、１１─１２月に投入する冬モデルの携帯端末として、スマートフォン９機種・タブレット端末１機種の全１０機種を発売すると発表した。 すべて米グーグルの基本ソフト（ＯＳ）アンドロイドを搭載。全機種とも、最大受信速度で毎秒７５メガビット（Ｍｂｐｓ）の高速通信「ＬＴＥ」に対応し、パソコンや他のモバイル端末にインターネット接続できるテザリングに対応する。 新端末の全１０機種のうち８機種を１１月２日に発売し、一斉立ち上げを目指す。スマホ９機種では、最新の「アンドロイド４．１」を搭載する台湾・宏達国際電子（ＨＴＣ）<2498.TW>製の「Ｊ
ソフトバンク格付けを引き下げ方向で見直し＝ムーディーズ
［東京 １５日 ロイター］ ムーディーズ・ジャパンは１５日、ソフトバンク<9984.T>の発行体格付けＢａａ３を引き下げ方向で見直すと発表した。米携帯電話大手スプリント・ネクステルの買収で発生する２０１億ドルの負債と、スプリントの有利子負債２１３億ドルが、ソフトバンクの財務に影響を与えるためという。
日経平均続落で始まる、企業業績への不安根強く反発力鈍い
１０月１５日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は小幅ながら５日続落となっている。東京証券取引所で６月撮影（２０１２年 ロイター/Yuriko Nakao） ［東京 １５日 ロイター］ 寄り付きの東京株式市場で日経平均は小幅ながら５日続落となっている。日米の企業業績に対する不安が根強く、投資家のマインドが低下している。 前週に３００円以上下落し短期的には売られ過ぎとの見方もあるが、反発力は鈍い。きょう午前中に中国９月消費者物価指数（ＣＰＩ）と９月生産者物価指数（ＰＰＩ）が発表されることも手控え要因になっている。１２日に急落したファーストリテイリング<9983.T>は反発。ソフトバンク<9984.T>は続落している。
景気減速で先進国の成長が課題に、Ｇ２０で議論へ＝ＩＭＦ・世銀総会
１０月１３日、ＩＭＦ・世銀総会は主要日程を終えたが、世界経済や金融市場をめぐる実質的な議論は来月のメキシコでの２０カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議に委ねられるかたちとなった（２０１２年 ロイター/Kim Kyung Hoon） ［東京 １３日 ロイター］ 国際通貨基金（ＩＭＦ）・世銀総会では１３日、国際通貨金融委員会（ＩＭＦＣ）と合同開発委員会（ＤＣ）が行われ、主要日程を終えた。 東京で４８年ぶりの開催となった総会では、世界経済への懸念が高まる中、欧州債務危機への対応や、先進国が抱える財政再建と成長の問題などが議論された。しかし、中国の閣僚が欠席、大統領選挙を控えた米国からも目立った発信はなく、世界経済や金融市場をめぐる実質的な議論は来月のメキシコでの２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議に委ねられるかたちとなった。
前原担当相がＥＣＢ総裁と会談、「デフレ脱却であらゆる努力」
１０月１３日、前原経済財政担当相（写真）はドラギＥＣＢ総裁と会談し、デフレ脱却に向けあらゆる努力を政府・日銀で行うと伝えたことを明らかにした。４日撮影（２０１２年 ロイター/Issei Kato） ［東京 １３日 ロイター］ 前原誠司経済財政担当相は１３日、国際通貨基金（ＩＭＦ）・世銀総会出席のため来日中のドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁と都内で会談し、日本は円高基調と緩やかなデフレで苦しんでおり、デフレ脱却に向けあらゆる努力を政府・日銀で行うと伝えたことを明らかにした。
アングル：フォックスコン労災事故が照らす中国労働環境の闇
１０月１１日、富士康科技集団（フォックスコン）で昨年起きた労災事故は、中国における労働者の権利に新たな暗い影を落としている。写真は深センの病院に入院する事故被害者のチャン・ティンチェンさん（２０１２年 ロイター） ［香港 １１日 ロイター］ 米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などの生産を請け負う世界最大の電子機器受託製造（ＥＭＳ）企業、台湾の鴻海精密工業<2317.TW>。その傘下にある富士康科技集団（フォックスコン・テクロノジー・グループ）で昨年起きた労災事故は、中国における労働者の権利に新たな暗い影を落としている。 フォックスコンの中国・深セン工場で働いていたチャン・ティンチェンさん（２６）は昨年、外壁の照明器具を修理していた際に感電し、約４メートルの高さから地面に落下。５回にわたる外科手術を受け、脳の約半分を切除したチャンさんは、うまく話すことも歩くこともできず、今も病院で
景気判断を3カ月連続で下方修正＝10月月例経済報告
１０月１２日、政府は、１０月の月例経済報告を発表し、景気の総括判断を「このところ弱めの動きとなっている」として、３カ月連続で下方修正した。都内で２０１０年１月撮影（２０１２年 ロイター/Toru Hanai） ［東京 １２日 ロイター］ 政府は１２日、１０月の月例経済報告を発表し、景気の総括判断を「このところ弱めの動きとなっている」として、３カ月連続で下方修正した。 ３カ月連続での下方修正は、リーマンショック直後の２００８年１０月から２００９年２月にかけて５カ月連続で下方修正して以来。生産と企業の業況判断を引き下げたことが主因。先行きも「当面は弱めの動きが続くと見込まれる」とより慎重な見方を示した。
ファーストリテ株が大幅安、海外販売などに懸念
１０月１２日、午前の株式市場で、ファーストリテイリングが大幅安。１２年８月期決算で下振れ要因となった海外販売などを懸念した売りが先行した。都内のユニクロ店舗で４月撮影（２０１２年 ロイター/Yuriko Nakao） ［東京 １２日 ロイター］ 午前の株式市場で、ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安。１２年８月期決算で下振れ要因となった海外販売などを懸念した売りが先行した。 １１日に発表した２０１３年８月期業績予想は、連結売上高１兆０５６０億円（前年比１３．７％増）、営業利益１４３５億円（同１３．５％増）。営業利益は最高益更新を見込んでいるが事前のアナリスト予想を下回った。年間配当は前年比２０円増配の２８０円を予定している。
グーグル、米ディスプレー広告収入でフェイスブック抜き首位へ
９月１９日、調査会社イーマーケッターのリポートによると、米グーグルが今年、ディスプレー広告と呼ばれるオンライン広告の米国における収入でフェイスブックを抜いて首位になる見通し。写真は２月撮影（２０１２年 ロイター／Krishnendu Halder） ［サンフランシスコ １９日 ロイター］ 調査会社イーマーケッターのリポートによると、米インターネット検索大手グーグルが今年、ディスプレー広告と呼ばれるオンライン広告の米国における収入でソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）大手フェイスブックを抜いてトップとなる見通し。 ディスプレー広告はウェブサイト上で画像や動画を表示するもので、グーグルの収入は子会社の動画共有サイト「ユーチューブ」を通じたビデオ広告や、２００９年に買収したモバイル広告企業アドモブの携帯電話向け広告の伸びに支えられている。
独国民の65％がユーロの必要性感じず、仏でも支持低下＝世論調査
９月１７日、最新の世論調査によると、ドイツ国民の約３分の２がユーロの必要性を感じておらず、フランス国民のユーロ支持も低下していることが分かった。サラエボで３月撮影（２０１２年 ロイター／Dado Ruvic） ［ベルリン／パリ １７日 ロイター］ １７日に発表された最新の世論調査によると、ドイツ国民の約３分の２がユーロの必要性を感じておらず、フランス国民のユーロ支持も低下していることが分かった。 世論調査会社のＴＮＳエムニドが独ウェルト紙の依頼で実施した調査によると、６５％のドイツ国民がユーロ加盟の必要性を感じておらず、ギリシャなどへの財政支援をめぐり、国内で反発が強まっていることを示している。
焦点：Ｇ２０で円高回避の訴えも、「節度なき緩和競争」避けられず | Reuters
６月２０日、メキシコのロスカボスで行われていたＧ２０首脳会議では、欧州財政危機に関して銀行監督など統一規制のスキーム作りの点で一歩前進がみられたが、根本解決策が見えるにはまだ時間がかかりそうだ。１８日撮影（２０１２年 ロイター/Jason Reed） ［東京 ２０日 ロイター］ メキシコのロスカボスで行われていた２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議では、欧州財政危機に関して銀行監督など統一規制のスキーム作りの点で一歩前進がみられたが、根本解決策が見えるにはまだ時間がかかりそうだ。 野田佳彦首相は金融市場の不安定回避に向け、市場の信認回復に向けてＧ２０が力強いメッセージを示すことを訴えたが、市場の不安は当面続くと見られる。その間は日本も「節度なき緩和競争と通貨安競争」に否応なく巻き込まれると予想され、「緩和負け」が続くことへの懸念も根強い。
焦点：ギリシャに迫る悪夢のシナリオ、「ドラクマゲドン」襲来か
５月１８日、ギリシャのユーロ圏離脱が現実味を帯びる中、離脱すれば混乱や飢餓も起こり得るとの見方が出ている。写真は貧困者に炊き出しを行う男性ら。アテネで４月撮影（２０１２年 ロイター/John Kolesidis） ［アテネ／ロンドン １８日 ロイター］ ギリシャの首都アテネでは、ホームレスの数が１年前と比べ２倍になった。何か売れるものがないかと、ごみ箱をあさる人の姿も見られる。 ギリシャは限界が近い。緊縮財政策をめぐって四苦八苦している状態だが、これは悪夢の前触れでしかない。ユーロ圏からの離脱ということになれば、ギリシャには混乱や飢餓が訪れ、場合によっては無政府状態になる可能性もある。 ユーロ圏から離脱した場合、ギリシャは単一通貨のユーロ導入前に使っていた「ドラクマ」を再び使用することになるだろう。新ドラクマの価値は最大で７０％下落し、インフレが進行、金融機関は破綻し、貿易は崩壊すると推測
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焦点：中国経済の早期回復に暗雲、企業業績に改善みられず
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ロイター | 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース
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