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気軽にクリックしているフェイスブックの「いいね!」ボタン(英語では「Like」ボタン)。おもしろい意見や気に入った写真などを見るとクリックするのが習慣のようになっている人も多いだろう。ところが、それによって表明した意見が、「言論の自由」で保護されないという判決が先頃下された。 ヴァージニア州のある保安官が選挙で再選を果たそうとしていた2009年、4人の部下が対抗候補のサイトで「いいね!」をクリックしていた。気にくわない上司へのちょっとした不服従の表明だった。この保安官は最終的に選挙で勝利したのだが(保安官は一般市民の選挙によって選ばれる)、後にこの「いいね!」の一件を知るにいたって、4人をクビにした。理由は、「職場の調和と効率が乱される」というものだ。 クビにされたうちの1人がその後、「いいね!」をクリックしたことに対する解雇は「言論の自由」を保障するアメリカ憲法修正第一条に反していると、
――イオセリアーニ監督はよく「映画はセリフではなく、リズムが重要だ」と仰っています。映画におけるリズムとはどのようにして生まれるとお考えなのでしょうか? オタール・イオセリアーニ(以下、OI)映画は時間の中に流れる芸術です。その点でダンスや音楽に似ています。そして不可逆的にダンスと音楽にはリズムとテンポがあります。リズムという概念は存在するあらゆる職業にとって重要なものです。手首を指で触れると人間の脈拍を感じる事が出来ますが、その人間の脈が人生のリズムを作り出しています。ナポレオンの脈拍は43でした。我々アーティストは最小で70です。したがってアーティスト達は非常に速いリズムでスピーディーに生きているのです。人生のリズムはこのようにして定まっていきます。ナポレオンは若死にしましたが、1分間に43の脈拍ですから、本当であれば120歳まで長生き出来たはずです。昭和天皇・裕仁の脈拍は50だったの
「宮崎駿は偉大な監督!でも、高畑勲の作品が好き」と語る仏アニメ映画界の鬼才が明かす、作品作りの本質とは? ミッシェル・オスロ監督 スタジオジブリが第1回洋画アニメーション提供作品として劇場公開した映画『キリクと魔女』で長編監督デビューし、その後も『アズールとアスマール』など数々の名作を手掛けてきたフランスのアニメーション映画監督ミッシェル・オスロ監督が来日し、最新作について、また宮崎駿監督、高畑勲監督について語った。 映画『夜のとばりの物語』場面写真 「高畑監督の監修は完ぺきです。彼がわたしの作品を気に入り、日本語版の監修をしてくださったのは非常に幸運なことでした」と語るオスロ監督。スタジオジブリとオスロ監督の交流は、高畑勲監督が『キリクと魔女』を気に入り、日本での公開に尽力したことから始まった。 ADVERTISEMENT スタジオジブリといえば、宮崎駿監督の存在も欠かせないが、「宮崎監
4月10日に開催された、第9回本屋大賞発表会。大賞に選出されたのは、三浦しをんの『舟を編む』だった。発行部数43万部に上る人気作だが、直木賞受賞作家の本屋大賞受賞は今回が初めて。 4月10日に開催された、第9回本屋大賞発表会。大賞に選出されたのは、三浦しをんの『舟を編む』だった。発行部数43万部(4月時点)に上る人気作だが、直木賞受賞作家の本屋大賞受賞は今回が初めて。 【詳細画像または表】 本屋大賞は、書店員による草の根的な活動として03年に生まれた文学賞。著名な文学賞は選者が文学界の権威ばかりのなか、選者が本好きの代弁者ともいえる書店員という特性は画期的で、「読者の実感に近い文学賞」として人気と知名度を高めていった。初回は299人だった参加書店員も、第9回は560人とほぼ倍増している。 大賞受賞作としては、第1回の『博士の愛した数式』(小川洋子)、第4回の『一瞬の風になれ』(佐藤多
今年の2月くらいから、海外で販売されていた有料放送が見放題になるカード。5万円弱という高価な価格設定にも関わらず、引く手あまただったが、国内ユーザーの手によりカードの内部が解析されてしまい、有料放送情報の書き換えが可能になってしまった模様だ。高いお金を払って有料放送見放題のBLACKCASカードが不要になる。国内で改変したカードを売るような業者が出てきてもおかしくない。このままではかなりの騒動に発展しそうな勢いである。 かつてカードなしで地デジが見れてしまうという地デジチューナーの販売などが物議を醸したことがあったが、有料の放送が見放題に改造されたカードが今年の2月くらいから出回り始め、カードを全部交換するという話になっていた。改変されたカードがごく一部であれば、交換する枚数が少なくて対策費用もそれほどかからないと見られていたのだが、現在流通しているほぼ半数のカードが解析されてしまった模様
2012/5/159:0 オウム真理教とアカデミズム 大田俊寛 大田俊寛氏 「日本の宗教学は、オウムという対象に自らが躓いたことを、率直に認めなければならない。しかし同時に、そこで終わってはならない。なぜなら、学という営みは根本的に、過去の行為に対する批判と反省の上に成り立つものだからである。オウムに躓いたことそれ自体ではなく、なぜ躓いたのかということに対する反省を怠ったとき、宗教学という学問は、本当に死ぬことになるだろう」(『オウム真理教の精神史』あとがきより) 1995年にオウム真理教によって地下鉄サリン事件が引き起こされてから17年。同事件によって、社会的な信頼を失ってきた日本の宗教学が、今直面している課題とは何なのか。『オウム真理教の精神史』で近代宗教としてのオウム論を展開した気鋭の宗教学者・大田俊寛さんに話を伺った。(聞き手 / 芹沢一也、構成 / シノドス編集部・宮崎直子) オ
消化不良の状態が続いていたアトレティコ・マドリーに戻ったシメオネ。周囲の期待は大きかった【Getty Images】 今から約4カ月前、アトレティコ・マドリーは近年と全く変わらぬ状況にあった。安定して結果を出せないリーガ・エスパニョーラでは中位をさまよう消化不良の状態が続き、監督のグレゴリオ・マンサーノは状況を打開するための解決策を見いだせず、多くの選手が本来のレベルを発揮できずにいた。 そこで執行部は緊急手段をとることを決断し、スポーツディレクターのホセ・ルイス・ペレス・カミネロに新監督を探すよう命じた。そこで浮上した名前が、当時ラシン・クラブの監督を辞任したばかりだったアトレティコのアイドル、ディエゴ・シメオネだった。 シメオネはアトレティコの長い歴史に名を連ねる一選手にとどまる存在ではない。彼は選手として所属した90年代において、とりわけリーガとスペイン国王杯のドブレッテ(2冠)
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