もう一年以上前の話だろうか。僕の同期は就業時間中に表題のメッセージを僕に寄越し、その数カ月後に会社を後にした。 どの部署が力を持っているかは会社によりけりだけど、労働時間やお賃金面で見てみると日本において技術職はどちらかというと軽視されている印象を受ける。これは特に実務以外の人が多い大企業においてその傾向があるのかと思う。技術職は社内政治に疎い人が多く、また何らかの障害が発生した時には原因の発生源として鋭く責められるからだ。 なにいきなり自虐してんの?というと、三菱自動車に関する、とある記事を見て開発の中の人を不憫に思ったからだ。 記事には、僕にはこう書いてあるように見えた。「専門職である開発には三菱グループとの人事交流が及ばず、社長その他の努力も虚しくかつてのリコール事件の風土残る開発部門がまたやらかしてしまった」 確かに燃費不正は開発が行ったのかもしれないが、そもそも開発だけが重要な評