記者は現在、ソフトウエアのロボット(ソフトロボ)を使ってPCの定型作業を自動化する技術「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」を積極的に活用している企業の取り組みを取材している。取材企業数は20社近く。その成果は2018年6月以降、日経 xTECHや日経コンピュータで紹介する予定だ。 その取材の中で「Excelのマクロ使いが、日本の人手不足を解消する」という興味深い話を聞いた。Excelのマクロとは、Excelの定型操作を自動化するマクロ機能のこと。Excelのマクロ使いは、その機能を駆使してきた現場担当者を意味する。 そう指摘していたのが、リース会社であるSMFLキャピタルの川名洋平執行役員オペレーション本部長と、藤原雄情報テクノロジ本部デジタルリーダーだ。2人はデジタル変革の一環で、社内へのRPA普及に取り組んでいる。 SMFLキャピタルは2017年5月、オフィスワークの