東京の観光バス会社「はとバス」では緊急事態宣言を受け、すべてのバスツアーを休止していて、車庫にはおよそ130台の観光バスが所狭しととめられています。 「はとバス」によりますと、いまは所有する135台のバスのほとんどがこの車庫にとめ置かれていて、通常、日中にこれほどのバスが車庫にとめられることはないということです。 「はとバス」は、緊急事態宣言が出されたことを受け、都内を中心に行われているおよそ100の定期観光のコースやイチゴ狩りなどすべてのツアーを今月8日から休止しています。 すべてのツアーが休止するのは東日本大震災の時以来だということです。 はとバスは「緊急事態宣言が出され外出自粛となったため観光をメインとしている会社として全便の運休を決めた。お客様には理解をいただきたい」と話しています。