ブックマーク / realsound.jp (12)

  • 『すずめの戸締まり』北米初登場7位で大絶賛に 波紋を呼ぶアリ・アスター監督の新作も

    「日VSホラー」。4月14日~16日の北米週末興行収入ランキングを一言で言うのなら、そういう言葉がふさわしいのかもしれない。先週に続き、第1位は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。3日間で8700万ドルを記録し、アニメーション映画の2週目の興行成績として、再び『アナと雪の女王2』(2019年)を抜いて史上最高の数字となった。 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のすさまじさは、どんな大作映画であれ、だいたいは2週目の下落率が大きくなる傾向の中、前週比-40.6%という粘りを見せた点にある。特にスーパーヒーロー映画やホラー映画の場合、2週目の下落率は-60%以上となることもザラで、これは公開初週に映画館を訪れる熱心なファンが興行を支えていることを意味する。これに対して「-40.6%」という数字は、いかに作が新しい観客を招き入れているかの証左と言えるだろう。 『ザ・スーパーマ

    『すずめの戸締まり』北米初登場7位で大絶賛に 波紋を呼ぶアリ・アスター監督の新作も
    sgtnk
    sgtnk 2023/04/20
    いやぁ、すごい  新海さんの作家性もあるだろうけど、日本はアニメなら世界の最前線と拮抗しうるんだね
  • 『古見さんは、コミュ症です。』の少女漫画的な魅力とは? 友達づくりの物語が描き出す、ピュアな感情

    県内でも有名な進学校・私立伊旦高校に入学した、“只野くん”こと只野仁人。今までずっと普通を自認してきた只野くんは、平和な学校生活を送るべく周りの空気を読んで目立たずに過ごそうと決意。しかし、登校初日にして学校のマドンナの地位を築くまでの美人「古見さん」の隣の席となってしまう……。 夢は友達100人作ること 『古見さんは、コミュ症です。(1)』 そんな導入から始まれば、どんなラブコメが展開されるんだ!?と想像する読者も多いはず。しかし作『古見さんは、コミュ症です。』(小学館)は、いわゆるラブコメでも、もっと大きく言えば『週刊少年サンデー』の連載ながら少年漫画でさえない。もう少し、中身を見てみよう。美人ゆえにか、どこか周りを拒絶する雰囲気の古見さん。しかし加えてどこか挙動不審なところから、彼女は人と話すことが苦手なのだと只野くんは気づく。 当はしゃべりたいけれど、人前に出ると緊張で固まって

    『古見さんは、コミュ症です。』の少女漫画的な魅力とは? 友達づくりの物語が描き出す、ピュアな感情
    sgtnk
    sgtnk 2021/05/26
    騒動を遠巻きに見てるけど「心の弱さから一度告白OKしたけどやっぱり無し」も確かに少女漫画ではわりとあると思った。そういう記事ではないんだろうけど…
  • 『鬼滅の刃』ノベライズ100万部突破で注目 JUMP j BOOKS編集長が語る、公式スピンオフにかける熱意

    集英社JUMP j BOOKS編集部(以下j BOOKS)から刊行された『鬼滅の刃』のノベライズ版が『しあわせの花』『片羽の蝶』の2冊で累計発行部数100万部を突破した。ヒットマンガは数あれど、何十万部も売れる小説版タイトルを複数抱えているのはj BOOKSだけだ。しかも2018年に千葉佳余編集長になって以降、売上が伸び調子にあるという。千葉編集長に現在のj BOOKS好調の背景とオススメ作品を訊いた。(飯田一史) j BOOKSはファンのツボを突いたスピンオフに強い 千葉編集長が手がけた『岸辺露伴は叫ばない』『岸辺露伴は戯れない』。 ――千葉さんをご存じない読者に向けて、まずはj BOOKSでどんな作品を担当されてきたのかをお話ください。 千葉:私は少女小説のコバルト文庫、ライトノベルのスーパーダッシュ文庫、児童文庫の集英社みらい文庫を経て、2016年に副編集長としてj BOOKSに異動

    『鬼滅の刃』ノベライズ100万部突破で注目 JUMP j BOOKS編集長が語る、公式スピンオフにかける熱意
  • Mia REGINA×こだまさおり対談 “涙とガールズトーク”する『citrus』EDテーマ秘話を語り合う

    ディアステージ所属のアニソンボーカルユニット・Mia REGINAが2月28日に5thシングル『Dear Teardrop』をリリースした。 このシングルの表題曲は現在放送中のTVアニメ『citrus』(TOKYO MXほか)のエンディングテーマ。女子高生同士の恋愛という危うくも甘酸っぱいアニメのストーリーよろしく、片想いの相手を前に涙する瞬間を捉えたどこか切ない言葉の数々が耳に残るミディアムチューンだ。 そこで今回はシングルリリースを記念してMia REGINAの3人と、「Dear Teardrop」の作詞家・こだまさおりの座談会をセッティング。実はMia REGINA結成以前からの間柄だという、縁浅からぬ4人に「Dear Teardrop」制作秘話や聴きどころを大いに語り合ってもらった。(成松哲) 「こんなシンプルに表現できるのか!」 ーーこだまさんはMia REGINA名義の楽曲の詞

    Mia REGINA×こだまさおり対談 “涙とガールズトーク”する『citrus』EDテーマ秘話を語り合う
    sgtnk
    sgtnk 2018/03/01
  • 『君の名は。』を観て考えた、異性関係の悩みーー地下アイドル・姫乃たまが思春期を振り返る

    『君の名は。』を観ても、私は泣きませんでした。23歳になったからかもしれません。それでも何度も何度も溢れそうなくらい胸は苦しくなりました。隣の席では制服姿の女の子が泣いていて、劇場の照明が明るくなると、一緒にいた男の子に泣き顔を見せないようハンカチで顔を隠して通路へ駆けて行きました。私は、子供のころ男の子になりたかったことを思い出していました。 妙に思われるかもしれませんが、私はとても鈍くさい人間なので、小さい頃はいつか幼稚園で遊んでいる誰々ちゃんになれるものだと思っていました。自分は一生、自分のままであるという事実を受け入れるまで、人よりずっと時間がかかったのです。それなので、なんとなく男の子になってみたかったのは、いつか男の子にだってなれる気がしていたからなのです。私は異性の兄弟がいるせいか、思春期に男の子のことを知りたいとか、体のことや気持ちがわからなくて悩んだ覚えがありません。私が

    『君の名は。』を観て考えた、異性関係の悩みーー地下アイドル・姫乃たまが思春期を振り返る
    sgtnk
    sgtnk 2016/10/01
    『“所在のなさ”や妄言が物語から肯定されていたことです。』
  • 『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について

    実写映画の批評には実写映画の批評の方法があり、アニメ映画の批評にはアニメ映画の批評の方法がある。別に、どっちもやるのがいけないなんてことはないけれど、実写映画歴史やその批評体系を意識的にとらえてきた一人としては、アニメ映画の批評には迂闊に手を出そうとは思えない。そりゃあ、物語や状況を論じることはできるけど、それは厳密に言えば映画の批評ではないので。しかし、「映画音楽」に関してそれなりに一家言ある立場から、今年の夏以降に立て続けに公開された/されるいくつかの日のアニメ映画の「音楽の使い方」について、いろいろと思うところがたまってきてしまった。というわけで、ここでは「アニメ映画音楽」に焦点を絞って論考をすすめていきたい。 まず、なにはともあれ『君の名は。』である。夏前に試写で観たタイミングですっかり心を奪われ、大ヒット作になることも確信したが(もちろん、興収100億を超える国民的映画

    『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について
    sgtnk
    sgtnk 2016/09/27
    しかし現状として両方受けてるもんに対して『その方がスマートだと思うから』程度の理由で疑問を挟むのはいまいちよくわからんな。この世界~は楽しみだとしても別の話。
  • サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”

    『あまちゃん』以来、NHKの朝ドラを見る習慣がついてしまった。『ごちそうさん』『花子とアン』からは、明治~大正~昭和の舞台が多く、そこではセットと衣装、そして髪型の再現について眼が釘付けになることが多い。NHKだから時代考証のフィルターを経ていて、完璧に近いと思われるセットと衣装、小道具には感心させられるが、問題はヘアメイクだ。 現在放映中の『とと姉ちゃん』は昭和30年代という自分がギリギリ記憶を持っている時代にかかっているため、余計気になる。昭和期の登場人物の髪型については、ズバリ再現ができているとは言い難い。まず毛質が再現できない。昔の女性は今よりもずっと髪がゴワゴワしているので、毛質感の再現が不可能なのだ。次に昔の髪型は大半が、今見るとカッコ悪い。無理矢理再現をしても、多くの視聴者にとっては、とっつきにくくヤボったくなってしまう。そこで制作陣は工夫を凝らして、今見ても魅力的に見えるよ

    サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”
    sgtnk
    sgtnk 2016/09/12
  • 『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く

    新海誠はアニメ界の「鬼っ子」的存在 新海誠監督の新作アニメーション映画『君の名は。』が、記録的な大ヒットを続けています。公開10日間ですでに興行収入が38億円を突破したといいますから、これはもはや2010年代のアニメ界におけるひとつの「事件」といってよいでしょう。今年の夏はさまざまな意味で「平成の終わり」を実感させられるニュースが相次ぎましたが、まさにアニメ界においても、名実ともにいよいよ「ポストジブリ」の新時代が到来したことを感じさせるできごとです。 しかも注目すべきは、今回のヒットが、内容的にもスタジオジブリやスタジオ地図(細田守)のように、老若男女、幅広い層から支持されているというよりは、10~20代の若者世代、とりわけ女性層に特化して受けているらしいという点です。この『君の名は。』をめぐる現在の盛りあがりには、ゼロ年代から新海作品を観続けてきたアラサーのいち観客として、いろいろと感

    『君の名は。』の大ヒットはなぜ“事件”なのか? セカイ系と美少女ゲームの文脈から読み解く
    sgtnk
    sgtnk 2016/09/08
    新海をあまり「美少女ゲーム」の文脈から捕らえすぎるのは不毛だと思う。当時はその業界が元気良かったので映像志向の新海がハッキングしてた。この作品が新しいスタンダードになるだろうという予想は同意するが。
  • 宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性

    「行政官僚制の日常」と「破壊の享楽」 『シン・ゴジラ』(7月29日公開/庵野秀明監督)は想像外に興味深い映画でした。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)以降の庵野秀明監督の不発ぶりに加え、特撮監督が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年)で味噌をつけた樋口真嗣氏なのもあって、期待水準を高く設定していなかったこともあるかもしれませんが、間違いなくエキサイティングでした。 作は従来のシリーズと違って、ゴジラに主題的な重心がなく、かと言ってヒーローに焦点が当たる訳でもない。敢えて言えば「日の行政官僚制」が主人公で、そのパフォーマンスに焦点が当たります。その話は後で題にするとして、僕がこの作品を見る前に、どこに注目しようと思っていたのかについて話しましょう。キーワードは「破壊の享楽」になります。 この夏休み、僕の3人の子供たちは、AppleTVで利用できる定額制

    宮台真司の『シン・ゴジラ』評:同映画に勇気づけられる左右の愚昧さと、「破壊の享楽」の不完全性
    sgtnk
    sgtnk 2016/08/30
    東も宮台も『エキサイトした』事自体は認めてて、それでもこういった感想を持たねばならぬ立場になっていて娯楽映画も消費できないとは普段社会について語るのも難儀だな、と。
  • 初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明

    公開3週目を迎えても『シン・ゴジラ』の勢いは依然、衰えを見せない。IMAX、MX4D、通常上映と、毎回環境を変えて観ていたが、この原稿を理由にまた劇場に足を向けてしまった。高圧縮の情報量、現実の反映、オマージュ、トリヴィア、語られないまま終わった謎への解釈など、まるで20年前の『新世紀エヴァンゲリオン』テレビシリーズ放送終了後から翌年の劇場版公開にかけての熱狂が再現されているようだ−−と言っては言いすぎだろうか。いずれにせよ、繰り返し観ることで細部を語る魅力が増す作品であることは間違いあるまい。 マイナスをプラスにさせる庵野秀明のアレンジ ここでは、〈庵野秀明にとってのゴジラ〉から話を始めてみたい。というのも、特撮好きなエヴァの監督というイメージから誤解されがちだが、これまで庵野はウルトラマンほどの熱狂をゴジラには見せていなかったからだ。『シン・ゴジラ』の原点となる第1作の『ゴジラ』(54

    初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明
    sgtnk
    sgtnk 2016/08/17
    その空白は、作品というより庵野氏本人像にたまに感じる。 不思議な人
  • ベッド・イン、バブル文化と音楽への情熱を語る「“素敵なサムシング”をどんどん取り入れて…」

    ベッド・インがキングレコードからメジャー・デビューして完成させた1stアルバムのサウンドは、まさに「RICH」ーー。 ベッド・インの1stアルバム『RICH』では、agehaspringsの音楽クリエイティブチーム・onetrapがサウンド・プロデュースを担当。バブル時代を彷彿とさせるダウンス・サウンドを導入しながらも、一方ではバンド畑であるルーツも忘れることなく、インディーズ時代から一緒にライブをしてきたパートタイムラバーズと演奏する楽曲もある。さらには、サイプレス上野とロベルト吉野を迎えてのラップや、ラテン歌謡にも挑戦するなど、ベッド・インの音楽性の幅は一気に広がった。 今回は、ミュージシャンとしてのベッド・インに敬意を表して、あくまで音楽面にのみフォーカスを当てたインタビューを行った。しかし、息をする間にも会話に挿入される下ネタや、たびたびベッド・インが発する「あーん▽(▽の正式表記

    ベッド・イン、バブル文化と音楽への情熱を語る「“素敵なサムシング”をどんどん取り入れて…」
    sgtnk
    sgtnk 2016/07/28
    ネタの密度の濃さが半端じゃねえ…!
  • 「高速化するJPOP」をどう受け止めるか 音楽ジャーナリスト3人が徹底討論

    さやわか×宇野維正×柴 那典が2013年の音楽シーンを切る!(後編) 2014.01.03 10:30 リアルサウンドでもおなじみのライター・物語評論家のさやわか氏が、音楽ジャーナリストの宇野維正氏、柴 那典氏を招いて、2013年の音楽ジャンルを再総括するトークイベント『さやわか式☆現代文化論 第2回』のレポート後編。前編「今、ボカロやアイドルをどう語るべきか 音楽ジャーナリスト3人が2013年のシーンを振り返る」では、芸能と音楽の関係性についての考察から、ボカロシーンの是非、さらにはJPOPシーン全体の傾向の変化についてまで話が及んだ。後編では、最近の楽曲の傾向から、ボカロシーンの可能性についてまで、ざっくばらんに語った。 さやわか:前半ではシーン全体についての話が多かったんですが、今の音楽批評の問題として楽曲じたいに対する議論がなかなかうまく広がらない気がしています。そこで今日は音につ

    「高速化するJPOP」をどう受け止めるか 音楽ジャーナリスト3人が徹底討論
    sgtnk
    sgtnk 2014/01/03
    KANA-BOONとかKEYTALKとかいいよね  しかし『マーケティングで速くしてるのと~』辺りの発言は酷いな…
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