『東京右半分』に生まれ育つ。編集記者を経て、Webプロデューサー、ライター。東京と食に関連する歴史/文化/文学/お店を調べるのがライフワーク。鰻については今や他人に引かれるほどのオタクに。 Twitter 鰻のことを想うとうっとりする 鰻…。ひとたびその言葉を発すると、醤油とみりんの甘辛いタレ、弾力のあるプリプリとした身とジューシーな脂の旨味を思い出し、「ああ、食べたい」と頭も口の中も鰻への思いでいっぱいになってしまいますよね。つい鰻屋に駆け込んでしまったりもして。 筆者は鰻が大好物。子供のころ、近所の天ぷら屋でたまに両親と食べるうな重が大好きでした。 大人になって、色んな店でさまざまな鰻料理を食べるにつれ、その奥深さのとりこになってしまうとは思ってもいませんでしたが……。 ▲私の鰻コレクション お店で食べるのだけが好きなわけではありません。鰻の生態のほか、鰻が登場する落語や文学まで、鰻に