トップページ > 中央調査報 > 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2012」にみる「不安社会」日本と「大人になること」の難しさ ■ 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2012」にみる「不安社会」日本と「大人になること」の難しさ 石田 浩(東京大学社会科学研究所・教授) 有田 伸(東京大学社会科学研究所・教授) 田辺 俊介(早稲田大学文学学術院・准教授) 大島 真夫(東京理科大学理工学部教養・専任講師) 東京大学社会科学研究所が継続して実施している「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)」の第6ウエーブ(2012調査)の基礎的な集計と分析をまとめたものである。2つの大きなテーマについて集計・分析を行った。第1は、日本の格差社会の現状とひとびとの格差や希望に関する意識の6年間の変遷について明らかにした。第2のテーマは