グローバル市場でERPなどのソフトウェア保守サービスをベンダーの半額で手掛ける米国企業がこのほど、日本市場に本格参入した。この分野の“民主化”を進めたい考えだ。 破格の保守サービスが日本に上陸 「SAPやOracleのERPパッケージの保守サポートを両社の半額でお引き受けする」 こう語るのは、ソフトウェア保守サービスの独立系プロバイダーである米Rimini StreetのCEOを務めるセス・ラビン氏だ。同社は3月6日に都内ホテルで記者会見を開き、日本市場への本格参入を発表した。2005年の創業以来、これまで500社を超えるグローバル企業に「第三者ソフトウェア保守サポート」を提供してきた同社が、いよいよ日本上陸を果たした格好だ。 同社が現在、保守サービスを提供している製品は、SAPの「Business Suite」「Business Objects」、Oracleの「E-Business S