タグ

2019年3月18日のブックマーク (2件)

  • 女の人生でいちばん美しいとき

    ニキビでお化けのような見た目になったのは16歳のとき。 何をやっても、何を買っても、どこで診てもらっても対処療法にしかならず、治ったと思ったら数十個単位で再発するの繰り返し。ニキビの治療だけで恐らく100万円近く使っていると思う。 ニキビが出来すぎてニキビ同士の境目がなくなり、顔全体が赤紫色に変色したこともあった。私は女子校に進学したこともあってか、この異常な顔でいじめられることは無かったが、「増田さんは何かの薬を飲んでいて、その副作用で顔がボコボコになっている」と影で言われているのを聞いたことはあった。 大学生になっても私はボコボコの顔で、 周りの女の子はアイシャドウやリップに夢中になり、髪の毛もボブにしたり巻いたり色々していたが、ニキビですっかり卑屈になっていた私は超ロングヘアで顔の側面を覆い隠し、コンシーラーを顔中に塗りたくることに躍起になった。 どれだけ目元や唇をメイクしても、大量

    女の人生でいちばん美しいとき
    shaberemasenn
    shaberemasenn 2019/03/18
    私も33歳。20代よれよれで過ごしたので、最近はギリまともに見えるけどふざけたテーマの化粧とか、年相応に見えるけどパンチ効かせるファッションとかをやってる。まだまだ見た目で遊ぶ余地はありますよ、お嬢さん!
  • 記念写真の日 - 傘をひらいて、空を

    息子が卒園式でスピーチをすることになった。どうして選ばれたか知らない。保育園は学校ではない。成績とかはない。息子は引っ込み思案ではないが、人前に出ることを好むタイプでもない。発話能力だってとくに早熟なほうではない。だからたぶんてきとうに指名されたんだと思う。 親が子のスピーチの原稿を作るのはどうかとは思うが、六歳児にゼロからお任せというわけにはいかない。わたしは息子の話を聞き、ホワイトボード(うちには脚のついた、まあまあ大きなホワイトボードがある。家族会議や落書きに使用する)に書き留めた。もちろんさりげなく、というか、かなりあからさまに枝葉末節を切り、誘導し、穏当なところに落ち着けた。最初からわたしが書いたほうがどんなにか早いかわからない。しかしながらわたしは家族と感情を交換するときの手抜きはできるだけしない。そのぶん炊事の手はがんがん抜く。昨夜は一昨日の鍋の残り汁にうどんをぶちこんだだけ

    記念写真の日 - 傘をひらいて、空を