近年拡大を続ける世界宗教の教えと歴史 世界236の国と地域で信奉されている宗教。 そう聞くとキリスト教やイスラム教を想像してしまいますが、これはバハイ教のことを言っています。 その数はキリスト教に次いで2番目で、2100以上の民族・人種・部族に信者がいて、信者の居住地は12万7000ヶ所以上。信者数は600万人以上(公式発表)。 バハイ教とその前身のバーブ教は19世紀にイスラム教から分派しましたが、今ではイスラムとは別物とみなされており、発祥地のイランでは迫害の対象となっています。 その教えは「男女平等」「人種平等」「科学と宗教の同調」など極めて先進的で、キリスト教やイスラム教よりもよっぽど現代の価値観に適応したいるため、現在でも信者数が増え続けています。 1. バハイ教とは Photo from Arash Hashemi バハイ教はイスラム改革運動から出発したバーブ教からの分派宗教です